同じ秋田県に住んでいながら、大館市にある小さな古い映画館・御成座さんには、なかなか行くことができません… ま、２時間半くらいもかなりますからね～ 秋田県も、なかなか広いんです…
今年初めから上映している映画「さよならホヤマン」、なかなか良さそうな映画のようなので、久しぶりに大館まで出かけてきました… もしかしたら１年ぶりくらいかもしれません… 見終えて数日たって、ビックニュースが入りました… なんと、あの「毎日映画コンクール」で、映画「さよならホヤマン」主演のアフロさんが、スポニチグランプリ新人賞を受賞したのです！ 実は先週の日曜日だったかな？ この御成座での上映に、賞を受賞したばっかりのアフロさんが舞台あいさつに来たみたいです。さすがにわたしは行けなかったのですが、ニュース画像を見たら、かなり多くの人が見に来ていたみたいですね～
この映画は、石巻出身の監督・庄司輝秋さんが、地元でのオールロケにより作った映画のようです。地元特産のほや（海のパイナップルでしたっけ？）漁師が主役の映画です！
行方不明になった両親の莫大な借金のために、障害を持っている弟と一緒に、一人前の漁師になるために必死に生きているアフロさん演じる男の物語です。毎日、必死に生きている男なんです… でも、いろいろ考えた末に「ホヤマン」になって、ユーチューバーもやって、完全な大失敗も経験するんだけど… 生きていくってホント大変なんですよね… ある意味、充実していた生活だったのかもしれないけど、ガラッと変わってしまうような運命もあったりするんですよね？
その一因になったのが、ふらっと都会からやってきた漫画家さん。まさかの共同生活になるんだけど… 彼女の存在って、よかったのか？ 悪かったのか？ なんか判断は微妙な感じもします… ある意味、変わるきっかけにもなってはいるんだけどね…
Yahoo映画の作品解説より
宮城県石巻市の離島を舞台に、過酷な境遇を懸命に生きる兄弟と、都会からやって来た漫画家の交流を描く人間ドラマ。石巻出身で『んで、全部、海さ流した。』などの庄司輝秋が監督・脚本、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」などの大友良英が音楽を担当。
島に縛られていた兄弟たちが、都会から来た漫画家さんにより、波を超えていく（かもしれない）作品としてみれば、感慨深いものがあるのだろうけれど、個人的には意味不明で終わってしまったところもあるんです… ただ、新人賞をとったアフロさんたちの演技を見ると、それだけでも十分満足なところもあり、いい映画だったような気もしてるし…
ご当地映画としては、なかなか楽しめる映画であることには間違いありません！ とりあえず、役者デビューを飾って、新人賞を受賞したアフロさん。おめでとうございました！