とっても評価の高い作品で、見るのをとても楽しみにしていました… 第74回カンヌ国際映画祭コンペ部門でグランプリを受賞した作品、映画「コンパートメントNo.6」でございます! ずいぶん前に見たのに、ブログにまとめるのを忘れていました… 年間ベストを決める前に、この作品はまとめておきたいと思います!
簡単に言うと、フィンランドの映画らしいのですが(正確にはロシアとかドイツなんかとの合作みたい)、世界最北端の駅ムルマンスクの岩面彫刻への寝台特急での大旅行なんです! 寝台列車の6号室で起きる出来事ってことですかね? 自分自身、旅をすることが大好きで、そのせいなのか、ロードムービーっていうのかな? 旅の途中でいろんな人と出会って、いろんな経験をして成長していく映画って、大好きなんですよね~
それは、最悪の出会いでした… 私も、結構一人旅をしてきましたが、隣に誰が座るのかって、意外に大きな出来事なんですよね… 他人にはまったく話しかけられない男なので、誰が来ても仲良くなるなんてことはないのですが、それなりに緊張します… それが、何泊もするような寝台列車だったらなおさらですよね… 女性の一人旅、同じ部屋に粗野なロシア人男性がやってきたら、これは絶対に無理ですよね~
携帯もSNSもない時代の旅… 途中で降りて公衆電話に走る… なんだか懐かしい世界がこの映画には広がっています! ビデオを回して、思い出を残すなんて言うのも、そうですよね?
あんな男と一緒に旅をするの?という始まりから、だんだん打ち解けていって仲良くなるまで、いろいろあり過ぎましたが、それなりになんだか感慨深いものがあるんです… 出会いと別れ、ケンカがあったり、仲良くなったり、本当にいろいろあって、ものすごく充実している映画でした… 自分も、世界の果てまで旅行してるような感覚があります…
Yahoo映画の作品解説より
『オリ・マキの人生で最も幸せな日』などのユホ・クオスマネン監督が、ロサ・リクソムの小説を原案にしたドラマ。1990年代のロシアを舞台に、寝台列車の旅で相部屋となった男女の交流を描く。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞した。
一人旅って、本当にいろいろなことが不安でたまらないと思います… 第1印象は最悪でしたが、知り合って見るととても優しくて、いつまでも離れたくないと思うような人だったりする… それは、もしかしたらちょっとした勇気があればいいのかもしれないけど、なかなか難しいものですよね… でも、結構楽しいんですよね、自由だし… 我々男は、いろいろ楽しめることが多いのかもしれないけど…
カンヌ国際映画祭グランプリをはじめとして、世界で17冠だったかな? とても評価の高い、満足度の高い映画だと思います!(わたしも、かなり上位にあげたいと思っています)