認知症になったら人生終わり、なんてことはない! 映画「オレンジ・ランプ」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

貫地谷しほりという女優さんを知ったのは、たぶん、映画「スウィングガールズ」ですかね? ちょっと気の強い、意地悪な感じの女の子なのかな?と、勝手に思っていたんです… 正直、あまり好みのタイプの女優さんじゃなかったのですが… 最近、なんだかすごく好きなんです! ご結婚もされて、なんだか穏やかな雰囲気が出てきたのかななんて、勝手に思っているんだけど… コマーシャルに出てくる彼女も、なんだか癒される感じですし、NHKのテレビドラマ「ディア・ペイシェント」の役とか、すごく好きだったんですよね~(ちなみに、あのドラマでモンスター・ペイシェントの役だった田中哲司さんなんか、いまだに大嫌いになってますし) なんか、自分の中では、イメージが一新されちゃってるんですよね? すごく優しく可愛らしい女性に見えてます!(昔の自分はどうしちゃっていたのか…)

 

そんな貫地谷しほりさんが主演で、旦那さんが39歳にして若年性のアルツハイマー認知症のドラマ、これは絶対に好きな映画に違いないって感じでしょうか? 見る前から大感動間違いなし!の映画「オレンジ・ランプ」でございます!

 

 

もう、これは、恥ずかしいくらい最初っから最後までボロ泣きしてました… いやあ~、素敵な家族でした… っていうか、貫地谷しほりさんが、あまりにも可愛すぎる…(もう37歳ですから、可愛すぎるはダメか) 認知症になってしまった和田さんも素敵な男性、素敵な夫だったし、貫地谷しほりさんも、とにかく素晴らしい奥さんだったんですよね? 二人の娘さんたちも、すごくいい子で、なんだか見ていて羨ましく感じてしまうような、ホントに素敵な家族だったんですよね~ 夫の病気で、さらに家族のつながりが増したというか、深まった気がしました。

 

それにしても、アルツハイマー認知症って恐ろしいです! 自分の妻や家族がわからなくなるだなんて、絶対にありえないというか、一番自分としてもなりたくない、なったらもう人生終わりくらいに考えていた病気です! たぶん、誰もがそんな思いを持つんじゃいないでしょうか?

 

そういう意味では、見ていて苦しくなる場面も確かにあるんだけど、かなり前向きになれる、みんなでなんとかできるんじゃないかという気持ちにさせられる映画になっていたと思います! 職場の理解、社長さんが理解して、フォローしてくれるのはありがたかったですね~ ま、みんなに愛されるほどのがんばりをそこまでしていたからこそ、なのかもしれませんが…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野智文氏の実話を基にしたドラマ。若年性アルツハイマー型認知症の診断を下されて不安に駆られていた男性が、ある出会いをきっかけに前を向く。

 

39歳の只野晃一(和田正人)は、カーディーラーの営業マンとして優秀な成績を誇り、妻の真央(貫地谷しほり)と二人の娘にも囲まれ、順風満帆な日々を送っていた。だが、顧客の名前を忘れるなどの異変が生じるようになり、調べてもらうと若年性アルツハイマー型認知症だと判明する。

 

 

アルツハイマー認知症になったから、まわりは何かしてあげなくちゃじゃないんですよね? この作品を通して、みんなに考えてほしかったのはここだったと思います! まわりは、すべての面倒を見て、フォローするんじゃなくて、彼が必要としているときだけ、支えてあげればいいんですよね? できることはさせるということです、大事なのは… 何もかもダメじゃ、ないんですよね?

 

これは、かなり大きな感動のある、そして、病気モノですけど、何も暗くなる必要のない、みんなが前向きになれる素敵な映画だったなと思いました… 本人も、そして周りも、認知症になったからって、人生が終わったわけじゃないってこと、勉強になったな!