日本映画プロフェッショナル大賞作品賞受賞 映画「こちらあみ子」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

先日、2022年度の日本映画プロフェッショナル大賞の発表がありました。作品賞を受賞したのは、映画「こちらあみ子」でした! わたしは、DVDで何か月か前に見ていた作品で、まだブログにまとめていない作品でしたので、これをよいきっかけにして、ようやくのブログ更新になります!

 

なかなか評価の高い作品だったと思いますが、ブログにまとめるのは少し難しいかなあ?と、思っていました。子供が主役の作品ですし、なんか難しいんですよね…

 

 

主役のあみ子役の大沢一菜さん。あまりにも独特なんだけど、あれが演技だとしたら、なんかすごいですよね? 原作の「こちらあみ子」のことがよくわかんないんだけど、彼女しかあみ子にはなれなかったんじゃないかと思えるほど、まったくのただのあみ子でした… ただ、素の彼女のインタビュー記事も見たことがあるんだけど、全然「あみ子」じゃない表情してるんですよね? この映画、まったく演技をしているように見えないから、不思議でしょうがないんです。

 

あみ子のような女の子、結構不思議な子ですが、普通によくいるんじゃないかな? ま、職業柄、こんな不思議ちゃんもよく見ますが… 純粋といえば純粋、まっすぐといえばまっすぐ、正直といえば正直なんだろうけど、結構まわりをかき回しちゃう… それって、どこの子でも同じだとは思うけど、映画として描かれる世界はやっぱり特別で、こんな子いたら面倒だなって、やっぱり思っちゃいますね…

 

そんな彼女は、たぶんありのままに自分を演じているだけで、まわりの大人たちが、彼女が主役になるように素晴らしい配慮をしてあげたのかなと思いました… この映画で、新人監督賞を受賞した森井監督もそうだと思いますし、父親役の井浦新さんと、母親役の尾野真千子さんも、すごい演技をしてるんだけど、どこかあみ子を引き立てるような演技にも見えるんですよね?

 

ただ、結末は結構さみしいものだったかな? あみ子の将来は、とにかく心配になってしまう、そんな終わり方になってしまったのは、ちょっと残念だったかな?

 

 

Yahoo映画の作品解説より

『星の子』などの原作者・今村夏子が太宰治賞と三島由紀夫賞を受賞した小説を映画化したヒューマンドラマ。広島に暮らす小学5年生の少女の言動が、家族や周囲の人たちを変えていく。監督は『日日是好日』などの助監督などを務め、本作が監督デビューとなる森井勇佑。主人公のあみ子をオーディションで選ばれた大沢一菜が演じ、井浦新や尾野真千子などが脇を固める。

 

 

小学5年生にして、あまりにもいろんな世界を見ることになってしまったのかな? ちょっと大人の部分もあったり、あまりにも純粋無垢な感じで周りを困らせてしまうところもあったり、ただの不思議ちゃん、ただの面倒な子とは、片づけられないような感じなんだけど、結局は、いつかは一人で生きていくことになるんだろうけどね…

 

ある意味、かなりの問題作ともいえるこの作品。2022年を代表するような作品になったのではないかな? ただただ、あみ子の将来が心配です! 頑張って生きてほしいけどね~