愛しているのに届かない親と子の心の距離 映画「THE SON 息子」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画のポスターを見て、これは絶対的に父親と息子の親子愛を描いた感動作だと思ってました… この作品が見たくて、ひとりでお隣岩手県盛岡まで、映画を見に行ってきたのですが…

 

アンソニー・ホプキンス主演の映画「ファーザー」の監督さんの最新作、映画「THE SON 息子」でございます! 監督の家族3部作の第2弾になるらしいです。主役は、ヒュー・ジャックマンですし、絶対の感動作だと完全に思っていたのですが、さすがはフロリアン・ゼレール監督、ただで終わるわけにはいかなかったですね? なかなか厳しい作品でした…

 

 

ローラ・ダーンが演じる元妻から、息子ニコラスの様子がおかしいと相談され、預かって面倒を見ることになった、父親ヒュー・ジャックマンではありますが… 息子との関係は、そう簡単にうまくはいなかいということになりました…

 

一見、うまくいってるような感じではあったんですけどね~ ニコラスも、結構笑顔で過ごせていたとは思ったのですが… 結局は、息子ニコラスの心の病の原因は、父親の存在、父親が他の女性と暮らすために母親と別れたことにもあるらしく、普通の親子関係ではいられなかったということでしょうか?

 

ヒュー・ジャックマンとしては、普通の父親のように、時にはやさしく、時には厳しくしていて、それは当たり前のことと感じてはいたのですが、病んだ心の息子には、まったく届いていなかったのかもしれません… 母親とは、それなりにうまくいっていたような感じがしたし、母親はものすごく優しい人だったのに、なぜこういう選択をしたのか、ただただ理解に苦しむ感じになりました…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

弁護士のピーター(ヒュー・ジャックマン)は新しいパートナーとの間に子供が生まれ、幸せな日々を過ごしていた。ある日、前妻が17歳の息子ニコラス(ゼン・マクグラス)を連れて現れる。息子は心に問題を抱えて苦しんでおり、ピーターのもとで暮らしたいというのだった。ピーターはニコラスを現在の家庭に迎え入れる。

 

 

親としての在り方に関しては、いろいろと考えさせられましたが、まったく解決できそうな方法は考えつきませんでした… 子供って、本当に理解できないこと、こちらの思った通りに動かない生き物なんだと、思い知らされた感じがしました…

 

自分の家も、今でこそ、何事もなかったかのようにうまくいってますが、子どもが心を病んでいたときは、すごく苦しかったです… 親としては、ただ近くにいて、黙って見守るしかなかったですからね…