のん、門脇麦、大島優子。この３人が並んでいるポスターを見たとき、この映画は絶対に見たいと思っていました… 内容はまったくわかってなかったんだけど… 映画「天間荘の三姉妹」、まさに美人三姉妹ですよね～ 役名はなんと、のぞみ・かなえ・たまえ？ 「めだかの兄妹」かよ！（笑）
とにかく、のんちゃんって明るいんですよね～ どうしても、「あまちゃん」に見えてしまう瞬間ばかりなんだけども… いつでも前向きというか、ホント明るい子ですよね～ あのポジティブさ、スクリーンに映えるんですよね～ 見ていてホントに楽しい… 元気がもらえます！
作品自体は、ファンタジーとでも言えばいいのかな？ 現実には見えない世界、映画でしか表現できない世界なんですよね～ 好き嫌いが分かれそうな映画です… なんか宗教的な雰囲気もあって、ちょっと独特な世界なんだけど、意外に感動があるので、個人的には好きな世界でしたね～ 柴咲コウさんが、異世界と現実世界の間をナビゲートする、不思議な女性を演じていました… あれは、彼女にしかできないような役でしたね～
基本的には死後の世界を表しているんだけど、のんちゃんの場合だけ、現在、絶賛臨死状態中なんですね… 天間荘で一時的に過ごしながら、このまま死んでしまうのがいいのか、現実世界に戻って、ちゃんと行き直すのかを選ぶという、なんかこんな形で文にしちゃうと、へんてこな話なんです… しかも、そんな天間荘で働いているのは、もうこの世にはいない姉二人という設定なんですね～ ネタバレになってしまうのかと思いましたが、ここまではもう、ホームページ等にも紹介されているので、もう、皆さん知っているもんだと思って書いています…
大島優子さんの年齢で、もう、長女を演じることになってしまっていることに、少し衝撃を受けました… 立派な長女でした… 自由奔放な次女、門脇麦さんとは対照的だったかな？ 彼女は、ある意味らしい役で、凄く素敵だったと思います… どこか淡々としているんだけど、意外に感動できちゃうシーンがいっぱいなんで、門脇麦さんって凄いなといつも思っています… 寺島しのぶさんとか、永瀬正敏さんも、この映画には欠かせないキャラでしたよね～
Yahoo映画の作品解説より
身寄りのない少女・小川たまえ(のん)は交通事故に遭い臨死状態となり、「もう一度現世に戻って生きる」か「天へと旅立つ」かを自ら決断できるようになるまで、天空の町・三ツ瀬にある旅館「天間荘」で暮らすことになる。そこで彼女は、腹違いの二人の姉・天間のぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)に初めて出会う。姉たちや周囲の人々と触れ合い、家族の愛情や友情を知り成長していくたまえだったが、ある日、三ツ瀬の町とそこの住人にまつわる秘密を知る。
天間荘に次々と訪れる客の人生と、なぜか三ツ瀬の街で過ごしている住民たちの人生と、いろいろと考えさせられる物語でしたね～ まさか、あの事件と深くつながっていたとは、ビックリしました… 想像以上に、深い映画だったのかと感心しちゃいました…
イルカの調教が、この映画では意外に大事なシーンとなっていますが、個人的には、イルカの調教トレーナーをやるような女性、結構好きなんですよね～（一番好きな職業かもしれません） そういう意味では、門脇麦さんやのんちゃんが、可愛く見えてしまったのは仕方ないところでした…
それにしても、のんという名前、あまりにも気になりすぎるというか、能年ちゃんに戻らないモノかと、ずっと思っています… いろいろ葛藤はあるんだろうけど、あんなに明るく頑張っているんだから、やっぱり応援しちゃいたくなりますね～ この映画ののんちゃん、最高でしたよ！