「アンネの日記」の架空の友人キティーが主演 映画「アンネ・フランクと旅する日記」 | すがちゅあ~んのブログ

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「アンネの日記」、映画なんかでは見た記憶がかすかにあるのですが、ほとんど内容を覚えていませんでした… だいたいの時代背景というか、悲惨な感じは理解していたつもりだったのですが…

 

今回見た映画「アンネ・フランクと旅する日記」は、ベルギー・フランス・ルクセンブルグ・オランダ・イスラエルによる合作のアニメーション映画なんですが、主役は、アンネ・フランクではなく、アンネ・フランクが書いた「アンネの日記」の中の、架空の友人キティーが主役の映画なんです!(ま、わたしは、キティーという存在さえも、覚えてなかったのですが…)

 

アニメーション映画ならではの物語でしたね~ アンネの日記の中からキティーが飛び出してくるんですから… ある意味、ファンタジー映画のようでもあり、文部科学省推奨映画と言ってもいいほどの歴史学習映画でもあり… とてもわかりやすかったと思います!(といっても、実はわたしは、1回目見たとき、あまり理解できず、続けてもう一回見て、ようやく理解できたという感じなんだけど…) あ、さっき知ったのですが、文部科学省特別選定作品に、やっぱり選ばれているみたいです…

 

 

現代に飛び出してきた架空の友人キティーは、もちろん、現代の人には見ることができない存在です… アムステルダムにある、アンネ・フランクの家(博物館?)には、観光客が絶えることなくやってくるのですが、彼女もその家の中で暮らしているといった感じです… なかなか面白い設定です。初めは、その設定が理解できなかったのですが、2回見てよくわかりました。

 

ただ、「アンネの日記」を持って外出すると、みんなから見えるようになるというのが、今回の設定です! 1944年に生きていると信じているキティーが、初めて見る現代のアムステルダムの景色ですね~ アンネ・フランクが死んでしまっていることも知りません… なぜか、アンネ・フランク橋とか、アンネ・フランク学校とか、自分の友人の名前が、いろんな所に使われているのですが…

 

そんな、キティーの葛藤とともに、我々も「アンネの日記」に描かれているような時代のこと、その背景を学ぶことのできる映画になっています… なかなか面白いんですよね、その内容が… 特に、悲惨な内容はないのですが、その時代について学ぶことができて、いろんなことを考えることのできる内容です…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

オランダ・アムステルダムにある博物館アンネ・フランクの家には、オリジナル版のアンネの日記が保管されている。ある嵐の晩、その日記の文字が突然動き始め、アンネの架空の友人キティーが現代のオランダに現れる。時空を飛び越えたことがわからず、自分は1944年にいると思っている彼女は、親友のアンネを捜してアムステルダムの街をめぐる。

 

 

人間の本質は「善」、アンネが願い続けた「すべての人が尊重されること」を再認識させられる素敵な作品になっていたと思います! 特に、アニメーション映画になっているので、その独特な表現方法を含めて、とても見やすく、理解しやすくなっています! ちょっと残念なのは、DVDにも字幕版しかないので、子どもたちが見るには、ちょっと抵抗が大きいというところでしょうか? 文部科学省が主体になって、吹き替え版作ってもらえないでしょうか?