とても気になっていた映画があったのですが、いつものとおり、東北では秋田県だけ上映がない…（今年、何回目？） ということで、おとなり山形県三川まで見に行ってきました… 阿部サダヲさんと岡田健史くんのW主演映画「死刑にいたる病」でございます！
爪をはぐなど、まさに猟奇的というか、狂気的というか、２４人の若い子を殺害した連続殺人鬼を演ずるのが阿部サダヲさんですね～ ただただ面白い役をするか、このくらい変な役をやるか、結構極端な振り幅をもつ、カメレオン俳優です！ 個人的には、あまり得意じゃない俳優さんの一人なんだけど、映画作品としては、よく見ちゃってる方じゃないかな？
W主演をしているのが、注目の若手イケメン俳優、岡田健史くんですね～ 今回の映画は、完全に彼の方が主役といった展開でした…（かなり読めない展開でしたね～）
序盤からいきなり「爪はぎ」シーンでした… うわ～っ、直視できません！ こんな展開が２４回も続くのかと、完全にビビってましたが、阿部サダヲさんはあっさり捕まってしまいます… ２４人もこんな残虐な殺し方をしてるんだから、当然死刑ですよね？
そんな阿部サダヲさんに呼び出されちゃうのが、子供の頃から知り合いだったという岡田健史くん演ずる青年なんですよね～ それがなんと、「９番目の殺人に関しては、自分はやっていない」というもの… 確かに殺し方が全然違うんですよね… 「真犯人を見つけて欲しい」ということなんです… まったく予備知識がなかったので、「え？そんな展開になるんだ？」と、そこでまずビックリですね～
そんなところまで真剣に調べちゃうんだ？というくらい、完全に若手警察官（若手弁護士？）のように、事件を調べまくります… どんどん深みにはまっていっちゃうのが、見ていて堪らない展開でした… 長髪が話題の岩田くんまで出てきて、まったく読めない展開です… 宮崎優という女優さんが、そこに絡んでくるんだけど、まさかあの女の子がそうなる？というどんでん返しにもやられちゃいました… 個人的には、宮崎優さんに夢中になりそうです…（笑）
母親役の中山美穂さんも、ガッツリ絡んできましたね～ そこには全然期待していなかったので、まさかまさかの連続で、結構楽しめましたね～ 最後の最後までドキドキの展開でした…
Yahoo映画の作品解説より
理想とはかけ離れた大学生活で悶々とした日々を過ごす筧井雅也(岡田健史)のもとに、ある日1通の手紙が届く。それは大勢の若者を殺害し、そのうち9件の事件で死刑判決を受けている凶悪犯・榛村大和(阿部サダヲ)からのもので、「罪は認めるが最後の事件は冤罪(えんざい)だ。犯人はほかにいることを証明してほしい」と記されていた。かつて筧井の地元でパン屋を営んでいた旧知の榛村の願いに応えるべく、筧井は事件の真相を独自に調べ始める。
「死刑に「いたる病」という題名には、ちょっとついていけない感覚がありました… あんなに人に好かれて、見るからにいい人の阿部サダヲさんが、あんな猟奇的殺人をするのかと思うと、人間不信になりそうです…（あ、もちろん、阿部サダヲさん本人ではありませんけど）
そしてもう一人、宮崎優さんに関してもでございます…（笑） 彼女にはやられたな～