ムーミンの産みの親 トーベ・ヤンソンってこんな人? 映画「TOVE トーベ」 | すがちゅあ~んのブログ

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子供の頃、やっぱりムーミンは大好きでしたね~ いつか、埼玉県飯能市にも行ってみたいと思っているんだけど… そんな「ムーミン」の原作者、産みの親とでも言えばいいのかな? トーベ・ヤンソンの伝記映画があるということで、興味津々でDVDレンタルしてきました… ということで、映画「TOVE トーベ」でございます!

 

想像していた映画とは、全然違ってました… かなり、戸惑ってしまいました… あの愛すべきキャラクター、ムーミンなんて全くと言っていいほど出てきません!(笑) ムーミン大好きな夢見る少年少女が見るような、可愛らしい映画ではなかったんですよね? っていうか、少年少女には見せられないようなシーンの連続だったかな?

 

 

個人的には、ムーミン誕生秘話というか、ムーミンが主役になるような映画を期待していたのですが、想像とはまったく違う映画になってました… 簡単に言うと、ムーミンが世の中に出てからの、その後の話って感じですかね? ようやく本業の「絵描き」に取り組み始めたという感じでしょうか?

 

今回の映画で初めて知ったことといえば、トーベ・ヤンソンの父親が有名な彫刻家だったということと、彼女は結構自由奔放だったというか、恋に溺れてしまうような女性だったということでしょうか? しかも、フィンランドでは、女性が女性を愛してはいけないといった法があったらしいですが、彼女は女性を愛する人だったんですよね~ そのことは、彼女の作り出す作品にいろいろと影響を与えたみたいですけど… 父親の影響というのも、かなりあったみたいですね~ 厳格な父とは、結構軋轢もあったみたいですが、才能はやはり父親から受け継いだモノだったのかな?

 

今回の映画は、ほとんどが舞台監督のヴィヴィカとの恋の話って感じでした… 彼女の舞台で、「ムーミン」が主役になる舞台が演出されていたことで、一応、ムーミンの出番もありましたが、こちらが期待していたようなスナフキンとか、ニョロニョロとか、愛すべきキャラクターは、ほとんど出てこなかったですね…

 

 

Yahoo映画の作品解説より

1944年、第2次世界大戦末期のフィンランド。トーベ・ヤンソンは防空壕(ごう)で子供たちに語った物語から、ムーミンの世界を創り出していく。ヘルシンキにあるアトリエで暮らし始めた彼女は、自身の芸術性と美術界の潮流にギャップを感じていたが、恋をしたり、パーティーを楽しんだりしていた。ある日、彼女は舞台監督のヴィヴィカ・バンドレルに出会う。

 

 

トーベ・ヤンソンのことをよく知るためには、少し時間が足りなかったのかな?といった印象ですね… 個人的には、もう少しムーミンに関係ある物語が見たかった気がします… 今回の映画は、まったくムーミンとは別物だったので、この映画はこの映画として、別な楽しみで見れば良かったかなと思いました…

 

一人の女性の愛の物語としては、なかなか見応えはありだと思いましたが… う~ん、そういう映画が好きな人と、ムーミン好きな人と、どちらが楽しめる映画って考えると、どうでしたかね?