ジェーン・カンピオン アカデミー賞監督賞受賞 映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

先月、アカデミー賞ノミネート作品は、できるだけ見ておこうと、映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」を映画館で見たのですが、正直に言うと、イマイチ意味が理解できなくて、ブログにまとめることができずにいました… ということで、改めてネットフリックスで見直してみました… 上映終了後には、監督さんのインタビューや、撮影秘話、メイキング映像などが紹介され、ようやく、この作品の良さが理解できてきました…

 

ということで、ようやく重い腰を上げてみます… 監督のジェーン・カンピオンが、今年度のアカデミー賞監督賞を受賞した作品、映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」でございます!(一時期は、作品賞も受賞するんじゃないかとの声もありましたけどね~)

 

ジェーン・カンピオンって、女性だったんですね? 知らなかったな~ っていうか、映画「ピアノ・レッスン」の監督さんだったの? なるほどね~ それで、なんとなく名前も聞いたことがあったんですね? この作品、女性監督が作った作品だったとはね~ ちょっとビックリだったな…

 

 

なんといっても、主演のベネディクト・カンバーバッチですね~ ちょっと狂気的というか、色気のある男性の役でしたね~ メイキング映像を見て、同性愛だったり、そのことに怯えていたりという話が書いてあって、なるほどな~となんだか納得できました… 前半と後半では、少し人が変わったような感じもしました… 弟への愛とか、その逆に憎しみだとか、いろんな感情に溢れていたように思いました… あの少年との交流の仕方も、なんだか複雑でしたね~

 

最近、映画「スパイダーマン」を見直したこともあり、キルスティン・ダンストにも興味津々で、この映画を見ることになったのですが、あの当時とは、全然違う女性が、この中にはいましたね~ ま、何年も経っているので、年を取ってしまったのは仕方のないことですが… とにかく、追い込まれてしまったというか、ちょっと酷い役へのチャレンジだったかな? 見ていても、ちょっと苦しくなる役でした… お酒にも、人にも、なんだか溺れてしまった感じの重い役でした…

 

最も印象的なキャストとしては、やはりピーター役の男の子、コディ・スミット=マクフィーくんですね! ちょっと女性的な雰囲気は、やはり女々しい感じというか、男らしさという意味では、まったく正反対な雰囲気なんだけど、医師を目指しているということで、ウサギちゃんをあんなふうにしちゃったり、なかなかミステリアスな感じの子になってましたね~ フィルとの交流が増えることで、少しずつ成長していくというか、大人になっていく感じが見られました…(映画「モールス」に出ていた子だというの、あとで知りました)

 

 

Yahoo映画の作品解説より

1920年代のアメリカ・モンタナ州。周囲の人々に畏怖されている大牧場主のフィル(ベネディクト・カンバーバッチ)は、夫を亡くしたローズ(キルステン・ダンスト)とその息子ピーター(コディ・スミット=マクフィー)と出会う。ローズに心を奪われるフィルだったが、弟のジョージ(ジェシー・プレモンス)が彼女と心を通わせるようになって結婚してしまう。二人の結婚に納得できないフィルは弟夫婦に対して残忍な仕打ちを執拗(しつよう)に続けるが、ある事件を機に彼の胸中に変化が訪れる。

 

 

映画を見たときは全く気付いてませんでしたが、トーマシン・マッケンジーちゃん出ていたんですね? やっぱ、可愛い子でした… 前回は気付いてなかったけど、この映画の中では、美しさ・可愛らしさは目立ってましたね~

 

展開がなかなか読めないというか、少し難解な映画だったと思います…(気持ちが理解できないんですよね~) いろいろな原因があって、追い込まれていく感じ、見ていて苦しくなります… すべてのキャストが悩み深いというか、いろいろなものを抱えて生きているという感じですかね? 二回見て、少しだけ理解できた気にはなっていますが、本当にそれでいいのか、正直、いまだに自信はないです…