あの俳優さんたちが監督に? 映画「アクターズ・ショート・フィルム2」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

2021年の1月、「映画のWOWOW」が、開局30周年を記念して、俳優たちと「ショート・フィルム・プロジェクト」を立ち上げました。予算や撮影日数などを同じ条件にして、5人の俳優たちが25分以内のショート・フィルムを作るという企画。第1弾は、磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來の5人だったみたいですね~(残念ながら見てませんが、そういう情報はなんとなく知っていました)

 

そして、第2弾になる今回は、青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子の5人になります。前回と違って、女優さんが二人もいます。玉城ティナさんや前田敦子さんに、そんな才能があるなんて、ちょっとビックリなんだけど…

 

 

1本目は、青柳翔監督の映画「いくえにも。」です! 主演は村上虹郎くんのファンタジー作品ですね!

線路脇にポツンと設置された電話ボックス。その傍らを通り過ぎた修平は、とぼとぼと家に帰って行く。家には父と母、妹が待っていて、週に一度の家族だんらんでテーブルを囲もうとしていた。そこに、隣に引っ越してきた癖の強い夫婦があいさつに訪れる。犬を抱いた妻はリビングに上がり込み、一家だんらんをかき回すような言動をし始めるのだが…。
2本目は、玉城ティナ監督の映画「物語」です。出演は、琉花、奥平大兼。
高層ビルに囲まれた都会の雑踏をひとり音楽を聴きながら歩いている少女が、向かった先は、ベッド以外何もない真っ白な部屋。そのベッドには、物言わぬ美少年が、ひとり横たわっている。そのベッドの傍らで、少女は少年に向かって自分の偽らない気持ちを自ら語りだす。2人のスリリングな関係の行方は……。

 

 

3本目は、千葉雄大監督の映画「あんた」です。主演は、千葉雄大さんと伊藤沙莉さんです。

「あたしはいつでもあんたの味方だからね」筆を走らせるスナックの雇われママの男が思いをはせるのは、キャンプを楽しむ女と男。恋人でもなく、友人というには軽すぎ、でも家族にはなれない。近くにいるのに遠く感じる。ひとりでも平気だと思っていたはずなのに込み上げる寂しさ。一生続くはずだった関係は、男の一言によって徐々にゆがみが生まれていき……。2人の先にあるものとは──。
やっぱ、伊藤沙莉さんが凄く良かったんですよね~ ホントいい女優さんです!

4本目は、永山瑛太監督の映画「ありがとう」です。主演は、役所広司さん。
家族と離れ、死に場所を求めてひとりさまようおとこ。癒やしてくれるはずのマッサージ嬢からも逃げ出し、路上で盗んだ車で奥深い山へと入っていく。車を乗り捨て、さらに森の奥へ歩み入るおとこは、そこで奇妙な若者に出会う。

5本目は、前田敦子監督の映画「理解される体力」です。
小さな喫茶店の店中に響き渡る大声で泣くキエと、優しくそれを受け止めるユミ。キエはむさぼるように巨大なパフェを食べ、むさぼるように涙を流して子どもみたいに大声で泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。喫茶店の店長は、キエが大声で泣いているその理由を想像してキエに伝えるのだが……。

面白いな~と思ったのは、千葉雄大監督のヤツかなあ? 男女の友情物語、大好きなテーマです。成立しそうで、意外に成立しない場合が多いですよね… やっぱ、好きになっちゃうよね、あんな状況だと…
青柳監督の不思議な世界も、面白かったですね~ あの微妙な関係の訳あり家族、ちょっと見ていてドキドキしました…
インパクトが凄かったのは、前田敦子監督のヤツ、柳英里砂さんの泣きっぷり(笑)、凄すぎました… っていうか、三浦貴大さんは最後まで誰なのかわかりませんでした…