予告編を見たときから、ちょっと独特な雰囲気をもった作品なんだろうなと思ってはいたのですが、いやあ～、これは面白かったです！ まさに、沖田修一ワールドって感じでしょうか？ とにかく、全編通して「すっとぼけた感」というのかな？ なんか、やることなすこと、面白すぎます… 特に、主演の上白石萌歌さんは、こういう役似合うんでしょうね～ 彼女の魅力が全開っていう作品だったと思います！ ということで、映画「子供はわかってあげない」でございます！
「うっかり元気になっちゃう物語」という、この作品をあらわす説明も、なんか素敵ですよね～ 台詞の一つ一つが、ホンワカしてるんだけど、最後はウルッときちゃう… こういう映画を待ってたよ！って感じですかね～ コロナの影響で、戦争の影響で、なんだか落ち込んでしまうことばかりの毎日ではありますが、誰もが幸せになってしまうような物語、ホントに素敵な映画だと思います！
上白石萌歌さん、良かったですね～ 個人的には、お姉ちゃんの方が好みのタイプというか、性格的にも、容姿の雰囲気も、お姉ちゃんの方が好きなんだけど、さすが、「東宝シンデレラ」でお姉ちゃんより大きな賞、グランプリを受賞した妹だけあるな～と思いました。演技力、ありますよね～ ラストシーンでの涙なんて、キュンとしちゃいました… ホントに素敵な涙だったかなと思いました…
これだけの感想で終わっちゃ、申し訳ないですよね… もう少し、彼女のこと付け足すと… 本当のお父さんを探すことになるんですよね～ 探偵さんを雇って… ま、千葉雄大さん演ずる、この探偵さんも面白かったですが、お父さんとの出会いも、なんだか緊張感があるのかないのか、とにかくすっとぼけていて見ていて楽しい… 合宿に行くのもサボって、しばらくホントのお父さんと交流しちゃうことになるんだけど… 今の家族も大事なんだけど、ホントのお父さんとの関係も上手に育てていくのもなんだか素敵でしたね～ ま、でも、豊川悦司さん演ずる、元教祖のキャラも素晴らしかったのも一因ですけどね～
お相手役の「もじくん」こと、細田佳央太くんも、本当にいい子なんですよね～ 最近、ドラマにも出まくってますね～ 上白石萌歌さんとのコンビは、もう最高の一言です！ 「書道部のもじくん」よかったよな～ 青春って言うほど、一生懸命な感じじゃないんだけど、すごく魅力的な二人でしたね～
ぴあ映画生活の作品解説より
“マンガ大賞2015”で2位にランクインした田島列島による同名漫画を、『南極料理人』の沖田修一監督が映画化。高校生の男女が出会い、予期せぬ父親探しの旅の中で、さまざまな出会いを経て成長していく様を描く。主演は上白石萌歌で、共演に『町田くんの世界』の細田佳央太。他に豊川悦司、千葉雄大、古舘寛治、斉藤由貴などが顔を揃える。
次々と、面白いキャラ、名脇役さんたちがたくさん出てくるので、最後の最後まで楽しく見られる作品だと思います！ まさに、うっかり幸せになっちゃう映画なんだと思いますが、最も気になるキャラが実は、この他にもいるんだけど…
映画冒頭から登場しちゃうアニメキャラ？ その名も「魔法左官少女バッファローKOTEKO」 ものすごくあのアニメ、気になります… コンクリに、モルタルに、セメント？ なんなのいったい…