あの「青春の光と影」で、もうボロ泣きです… 映画「Coda コーダ あいのうた」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

今年のアカデミー賞の有力候補という声も出ています! 2015年に公開されたフランス映画「エール!」のリメイク版、映画「Coda コーダ あいのうた」を見てきました… 大注目の話題作、自分の中では必見の映画だと思っていたのですが、秋田では、お客さんが10名も入らないといった、悲しい状況でしたね~(コロナの影響もある? っていうか、あまり知られてないんだと思いますね~ 秋田は文化面がとにかく弱すぎる…)

 

ちなみに、元ネタの映画「エール!」は、2016年のあきた十文字映画祭で見ることができました。やっぱり、感動ボロ泣き映画でしたね~! ちなみに個人的には、上映後の抽選会で、パンフレットが当たるという想い出もあります!(まったく忘れてましたが、当時のブログを見て思い出しました)

 

リメイクされた映画が、こんな形で注目を浴びてるのは、嬉しいことですよね~ アカデミー賞作品賞のノミネートは、確実なんじゃないかと思っています! サンダンス映画祭では、史上最多の4冠に輝いたようです。史上最高の26億円で落札されたというのも、驚くべきニュースでした。

 

主役のルビーは、TVシリーズで大人気の女優さんらしいです。8歳の頃から子役としてがんばっていたエミリア・ジョーンズ、とっても魅力的な子でした。歌手なの?と思えるくらいの歌声でしたね~ 「青春の光と影」という楽曲(原題は「Both Sides, Now」 ジョニ・ミッチェル作詞作曲)はとってもよかったです! もう、ボロボロ涙出てました… この曲以外にも、有名な楽曲がたくさん出てくるのも、見どころ・聞きどころですね~

 

 

簡単に言えば、家族のために生きるのか、自分の夢を追いかけるのかという、かなり難しい選択で悩む少女の物語ですね。最近見た「わたしの叔父さん」なんかも、こういうパターンの映画でしたね… 生きていく上で、避けては通れないというか、一番の大きな壁みたいなものですよね~ 進学したいんだけど、貧乏でお金がないとか、どうしようもできない壁ってありますよね?

 

彼女の場合は、その壁が大きくて厚くて堅くて、簡単には崩せないヤツなんです… なにしろ、自分以外の家族は、全員耳が聞こえない、話せないという障害があるのです。 歌が大好きで、音楽の学校に進みたいと思っても、家族の誰一人として、彼女の歌声を聞ける人はいないし、相談できる人もいないという状況なんです… 海のお仕事もお手伝いしているのですが、通訳係の彼女がいなければ、船を出すことも、仕事を続けることもできないのです… あまりにも厳しい状況なんですよね… フランスの映画「エール!」も同じような状況ではありますが、こちらの方が、より切迫してるというか、より現実的な感じがしましたね~ 正直な話、もう諦めるしかないといった状況だったと思います!

 

彼女のことを考えて一生懸命だったお兄さん、そして、音楽に対する理解があったお父さんの力は大きかったと思います… お母さんは、どうかなあ? 明るく包んで暮れている? ま、そんな感じ… 温かい家族には、なんだか癒やされるものがありました… 下ネタいっぱいですしね~(笑)

 

映画全体として、1番目立っていたのは、やはり音楽の先生ですかね? いいキャラでしたよ! 初めは、何だろこの人?って感じでしたけど、最後の最後まで彼女の面倒をよく見てましたね~素敵な先生でした…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

2015年に日本で公開されたフランスの青春映画『エール!』をハリウッドでリメイクした感動のヒューマンドラマ。耳の聞こえない家族の中で、ただひとりだけ耳が聞こえて、歌の才能を持つ娘と、家族の支え合いと絆を描く。シアン・ヘダー監督のもと、エミリア・ジョーンズ、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、マーリー・マトリンらが出演する。

 

 

ルビーの相手役というか、彼氏役を演じているのは、なんと、あの「シング・ストリート 未来へのうた」という映画で主役だった男の子フェルディア・ウォルシュ=ピーロでしたね~ 当時よりもなんか、大人しめというか、優しい雰囲気になってた気がしました…

 

そして、今回大きなこだわりだったのが、家族全員が本当に聴覚障害のある役者さんだったことみたいですね~ お母さん役のマーリン・マトリンというアカデミー賞主演女優賞を最年少で受賞した素晴らしい女優さんの存在感、凄かったですよね~

 

こんなふうに、いろいろと撮影秘話が紹介されていましたが、やはり一番は、オーディションで選ばれたエミリア・ジョーンズさんですよね~ 彼女のリアルな歌声こそが、この映画最大の魅力だと思います!