映画「偶然と想像」を見て、古川琴音という女優さんに興味津々…（顔は、そんなに好みのタイプというわけでもないんだけど…） いつからか、レンタルしようかと悩んでいたヤツ、衝動借りしちゃいました… 映画「蒲田前奏曲」でございます！
実は、見るまで全くどんな映画なのか知らなかったんだけど、偶然にもこちらの映画も、昨日のブログに書いた「偶然と想像」に続き、オムニバス形式の映画でした。ちょっと違っているのは、４人の若手監督による４つの作品が、１つの連作長編として作られてる映画ということです。
売れない女優、蒲田マチ子の眼差しによる４つの物語ということらしいです。蒲田マチ子役の松林うららさんが、自身の地元である蒲田を舞台に、プロデュースし、自分も出演しているという映画になります。
一つ目の作品が、中川龍太郎監督作品「蒲田哀歌」です！ 主演が松林うららさんと古川琴音さんです！ 仲の良い弟から紹介された彼女が古川琴音さん演ずるセツ子でした。やっぱり、なんか独特の不思議ちゃんという感じでした… 結構可愛いかも…（ここであっという間に出番終了）
二つ目の作品が、穐山茉由監督作品「呑川ラプソディ」です！ いわゆる女子会での話なんだけど、伊藤沙莉さんと福田麻由子さんが、お話の中心ってことになるかな？ 正反対の女子役を熱演です！ 福田麻由子さん、子役の頃とだいぶ雰囲気変わりましたね～ 伊藤沙莉さん、迫力ありすぎ！ 嫌な女の子役、似合いすぎる…
三つ目の作品が、安川有果監督作品「行き止まりの人々」です！ 映画のオーディション（ワークショップかな？）の一場面ですね～ いやあ～、瀧内公美さんですね～ ま、よく知ってますが、彼女はなんか凄いです！（彼女の演技は光ってますよ～ 恐怖も感じますが…）
ここまでは、ホント最高でした！ 濱口竜介さんに、全然劣ってないと思いました… 主演している女優さんも同じだし、繋がりがあるかんじがしましたし… 個人的には、かなりお好みでした… が、しかしです… ４本目の映画で、個人的にはもうガッカリしちゃったんです…（監督さんには申し訳ないのですが… この作品だけで、一つの映画がなんかガッカリ評価になってしまった…（偉そうにすみません）
ぴあ映画生活の作品解説より
ひとりの売れない女優を共通の主人公にして、4人の監督がそれぞれの物語を紡いだ連作スタイルのユニークなドラマ。ヒロインが持つさまざまな顔を浮き彫りにしながら、コミカルなストーリーを展開させる。『静かな雨』の中川龍太郎ら注目の若手監督たちが結集。『飢えたライオン』の松林うららが出演・製作を務め、伊藤沙莉、瀧内公美らと共演。
この監督さんのファンの方、関係者が見てないことを祈りながら書いちゃいますけど…
４本目の作品は、渡辺紘文監督の「シーカランスどこへ行く」なんだけど、なんか、意味が全然わからなかったです… 今までの３つの作品との繋がりは何？ なんか、間違えた？ 見ていて不安になってしまうほど、異色な映画だったんですよね… 一応、設定としては、主役の璃子ちゃんというのが、蒲田マチ子のいとこという設定らしいが、それがなんなのって感じ… やってることも、言ってることも、なんだかイライラしちゃって、ホントごめんなさい… 生理的に合わなかったっていうヤツです…