ペム・ザムちゃんの可愛らしさとあの涙にやられちゃう… 映画「ブータン山の教室」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

昨日、雪が降る中ではありましたが、大館市にある御成座さんに行ってきました… どうしても見たいと思っていた映画「浜の朝日の嘘つきどもと」の舞台挨拶(タナダユキ監督 準主演の柳家喬太郎さん)を見る目的ではありましたが、同時上映の映画「ブータン 山の教室」ももちろん見ますよ~ こちらも、どうしても見たいと思っていたヤツですから…

 

実は、てっきり午後1時からの上映だと思っていて、大館と言えば、有名な花善さんにお昼を食べに行こうと寄ってみたら、行列になっていたので、駅弁だけお土産に購入して、映画館に向かったら、なんと12時半からの上映で、上映開始ぎりぎりに入ってしまいました…(焦った~)

 

 

実はわたしも、学校勤めしているものですから、この作品はかなり心にグッとくるものがありました…(正直、自分もこの職業に関しては、あまりにもプレッシャーが大きく、いつも辞めたいと思う気持ちがあるので)

 

実は、こういうストーリーがあるとは思っていなかったんですよね… ドキュメンタリー映画かと思っていたんです… 主人公のウゲン先生、実は他に夢があって、先生を辞めたいと思っていたんですよね… そんな彼が異動することになったのは、高い山の中にある、ブータンで一番とも言われている「僻地」の学校… 正直な話、酷いイジメのような異動だな~と思ってました… そんなやる気のない先生が、あんな山奥の学校で、やる気に満ち溢れている子どもたちの前には立って欲しくないな…とも思ってました。

 

思っていた以上に早く、やる気を取り戻してくれて、前向きに先生の仕事に向き合ってくれたことに、ホッとしながら見てました…(同僚の若い先生を見てる感覚かな?) 彼のやる気、思いやりの心が、ルナナ村の子どもたち、住民たちの心をつかめたのは、嬉しい出来事でした… 先生も、子どもたちも、最初の印象とは全く違って、いい顔してましたよね~ っていうか、子どもたちのあの素直さが、先生を変えたのかなとも思います!

 

その一番は、やっぱり注目されているペム・ザムちゃんですね~ 現地在住の女の子らしいですけど、ホントに可愛かったデス! あんな子がいたら、やっぱりやる気出ちゃうのかもね… 誤解されないように付け足しますが、可愛いってことだけじゃなくて、あの目、そして純粋な性格ですよね… 家庭的には実際にも恵まれていないみたいで、心配な子ではありますが…

 

先生って、未来に触れることができる? う~ん、ただただ毎日の生活、生きていくのに大変で、未来は全然見えてない気がするんだけど… こういう映画に出会えると、もう少し頑張ろうかなという気にはなりますね~ それにしても、ルナナ村の人たちは、最高でしたね! あんなところで、仕事できればいいなとも思いました…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

ヒマラヤ山脈の標高4800メートルにあるルナナ村を舞台にした人間ドラマ。電気も通らない村の学校に赴任した若き教員が、ひたむきに勉強する子供たちと過ごしながら自身と向き合う様を描く。監督はブータン出身の新鋭、パオ・チョニン・ドルジ。広大なヒマラヤ山脈の景色と村での暮らしを通して、現代の人ーに身近な幸せを教えてくれる1作だ。

 

 

それにしても、いろいろと考えさせられました… 学校の先生って、あまりわかってもらえないのかもしれないけど、本当に悩み事が多くて、厳しい仕事なんですよね… 自身がなくなることばかり…

 

ある意味、初めて自分の居場所を見つけた、自分のことをこんなにも求めてくれる住民たち、子どもたちがいるって、嬉しいことですよね… なかなか、自分の居場所って見つからないものだと思うので、彼には、もう少しここで頑張って欲しいという気持ちはありましたね… こんな素敵な場所って、実は他には絶対にないんですよね… ホントは、2度と手放したくない場所だったと思うんだけどね…