葛飾北斎と言えば、個人的には「北斎漫画」が忘れられない 映画「HOKUSAI」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

「お久しぶりの御成座でございます!」って、上映前につぶやいたら、映画鑑賞中にスマホがブルブルなりっぱなし! 今まで、ツイッターでつぶやいても、最高でも5個くらいしか「いいね」をもらったことないのに、なんとこのつぶやきには、62個の「いいね」をいただきました… 御成座人気、かなり凄いことになってますね~ あのようなレトロな、っていうかレトロすぎる映画館、人気あるんですね~ 秋田県民としては、ホントに嬉しいことです!

 

前置きが長くなってしまいましたが、時系列で言うと、先日更新した「いとみち」よりも、先に見たのは、こちらの方、映画「HOKUSAI」でございます! 葛飾北斎と言えば、やっぱり「富嶽三十六景」ですかね~ そんなイメージが強いと思うんだけど、個人的には、映画「北斎漫画」で見た、タコと女性の絡みですかね! 樋口可南子さんとか、田中裕子さんが忘れられません…(笑)

 

 

葛飾北斎に関係する映画、何本か見たことありますね~ 先ほど話をした「北斎漫画」を筆頭に、アニメ映画の「百日紅~Miss Hokusai」、こちらは北斎自身が主役ではないですけど… 映画「大英博物館プレゼンツ 北斎」というドきゅめんたりーも見てますね~ 日本人はあまり知らないが、外国の人からは本当に大人気だという葛飾北斎、いろんな顔があるんですよね~

 

凄く破天荒というか、才能に溢れた画家というイメージが強かったんだけど、この映画で描かれた北斎は、個人的には、今まで見たことがない、そんなイメージはまったくなかったという驚きがありましたね~ 「波」や「富士山」と出会って、そういう風景画を書くことになったエピソードなんて、正直ビックリ… 「北斎漫画」みたいに、ちょっとエロい感じの絵、たくさん書いているのかな?というイメージの方が強かったかも… 柳楽優弥さんがまた、そういう真面目な雰囲気で若き北斎を演じているのにも、好感がもてましたね~

 

年老いてからの北斎、そんな男を演じた田中泯さんがまた、凄かったですね~ こちらはある意味、イメージしやすかった北斎像だったかもしれません… 素晴らしい人選だったかな? 映画としては、若い頃の彼を描いてる部分が大半だったので、泯さんの北斎は、そんなに大きな出番はなかった気がしてますが、その存在感というか、衝撃は大きかったかもしれません…

 

当時、40年も生きれば十分という時代に、90歳まで生きた北斎の生き様、数多くの方に見て欲しいという気持ちが強かったですね~ ただ、個人的には、少し感動ポイントは少ない映画だったかな?という感じでもありました… もうちょっと、違う描き方でもよかったような…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

2020年で生誕260周年を迎える江戸時代の天才絵師、葛飾北斎の謎に満ちた生涯に迫る伝記ドラマ。平均寿命が40歳だった時代に91歳まで生き、3万点以上もの作品を残した彼の、絵への情熱を描く。青年期の北斎を柳楽優弥が、老年期の北斎を田中泯がそれぞれ熱演。阿部寛や永山瑛太、玉木宏ら脇を固めるキャストの豪華な顔ぶれも見もの。

 

 

映画前半は、北斎よりも、歌麿さんや写楽さんの方が、インパクト強かったですよね? そちらの方が、完全に主役級の扱いだった気がします… いろいろと挫折をして、負けだらけのスタートだったからこそ、長生きして、数多くの作品を作り上げることができたのかもしれません…

 

個人的に大好きな、芸能界一、性格がいいんじゃないかと思ってる女優さん、瀧本美織さんは、彼女のイメージ通りの素敵な女性だったと思います! 北斎は、女性には恵まれたのかもしれません… そのことも、たくさんの作品を残せた要因だったのかもしれませんね!

 

それにしてもこの日は、お客さんの多い御成座だったと思います! 毎日あんなふうにお客さんが入ってくれると、いつまでも営業ができる、人気映画館としては、いつまでも頑張って欲しい、そう願って帰ってきました…