現在、絶賛公演中の映画「モンタナの目撃者」、絶賛する声や、う~ん…という声も、いわゆる賛否両論という評価ではありますが、自分としては、絶賛の方かなあ? 結構、いろんな要素があって、楽しめる映画だったと思いますよ! なんと言っても、主演のアンジェリーナ・ジョリーが素敵すぎます! 彼女、個人的にはあまりファンではないので、純粋に映画を楽しんだ感じがします!
父親を殺した暗殺者と、未曾有の山火事という、2つの脅威から、少年を守るアンジェリーナ・ジョリー、なかなか格好良かったですよ! 女性の強さが目立つ映画だったと思いますね~
個人的には、「ソルト」「ウォンテッド」という映画が好きだったので、アンジェリーナ・ジョリーの11年ぶりのアクション映画ということで、ちょっと楽しみにしていた映画です… 彼女の森林消防隊員としてのドラマだけで、十分見応えのある作品になったような気もしますが、そこに殺人事件と、その目撃者でもある少年を守るという戦いも絡まって、かなりの超大作になったと思います!
逆に、個人的に不満をもったポイントとしては、暗殺者から守ることだけに終始取り組むことになったため、森林消防隊員というところの悩み、成長(恐怖からの克服?)が解決できなかった気がするので、若干、そこは残念だったかな? 「目撃者」という邦題も、少しだけ違和感ありますね~ 目撃者というか、暗殺者たちに狙われている本人ですよね? これって、目撃者っていうんだろうか?
あまり、主役感はなかったかもしれませんが、保安官ご夫婦の活躍ぶりも、感動的でしたよね~ 特に、妊娠しながらも、夫を守るためにお馬さんにのって駆けつけた彼女(妊娠中にお馬さんに乗るのはどうかと思うんだけど…)は凄かったね~
そして、なんと言ってもこの作品の、子役の男の子。アメリカ映画では、これがデビューみたいですが、母国オーストラリアでは人気の子役(いわゆる天才子役)だったこともあり、演技の上手さが目立ってましたよね~ 彼の演技力だけでも、十分に見応えのある映画になっていたと思います!
ぴあ映画生活の作品解説より
『トゥームレイダー』『ウォンテッド』のアンジェリーナ・ジョリー主演のアクション大作。森林消防隊員の女性が、父親の殺害現場を目撃してしまった少年と共に、大自然の脅威と凄腕の暗殺者の脅威から逃れようと奮闘する姿を映しだす。『ウインド・リバー』のテイラー・シェリダンが監督を務め、ニコラス・ホルト、フィン・リトルらが出演する。
悪役の二人の悪さ加減も、見応えはあったのですが、あれだけの大事件なのに、悪者は二人だけ? 仲間はいないの?と、ツッコミたくなったのは、私だけではないような気がします…(大きな組織が動いてそうですけどね~)
とりあえず、アンジェリーナ・ジョリーの美しさと、山火事の恐ろしさは、体感できる映画になっていると思います! ずいぶん、否の感想も言ってしまいましたが、個人的には大好きな映画でしたよ~