あなたの心、「ふしぎっと」たちが癒やしてくれます! 映画「岬のマヨイガ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

岩手県が舞台のアニメーション映画が公開されるということで、実は、ちょっとだけ期待してました…(ちょっとだけって) これ、完全に期待以上の作品でした… 何度もボロ泣きさせられちゃいました… これ、もの凄く好きな作品でした… いやあ~、感動しちゃったな~

 

ということで、映画「岬のマヨイガ」でございます! 「マヨイガ」というのは、岩手県に伝わる「訪れた人をもてなす家」のことらしいです! 自分の居場所がなくなって、行き場所がなくなった人たちを癒やしてくれるような、そんな伝説の家なんですよね~

 

岩手県と言えば、カッパや座敷わらしが有名。とってもかわいらしい妖怪たちが住んでいる(と、思われる…)素敵なところなんですよね~ なんと声優さんとして、岩手県知事・達増拓也さんまでが出演してます! カッパ役ですね~ 岩手だけじゃなく、東北の各県からも妖怪たちが集まってくれるし、東北の代表みたいな感じで、サンドウィッチマンの二人も声優として参加しています。実はこちらも、カッパの役なんですけどね~

 

 

そんな「岬のマヨイガ」にやってきたのは、ある事情で家を出てきた17歳の少女と、両親を事故で亡くしたショックで声を失った8歳の女の子。ふしぎなおばあちゃんに連れられてやってきた「マヨイガ」で、3人で暮らすことになったんですね~ ちょっと強引な展開ではあるんだけど、二人とも事情が事情なので、こういう強引な方法でしかできなかったのかもしれません… それにしても、おばあちゃんの存在は、ちょっと不気味かも…

 

ネタバレのないようにこの映画のことを語るのは、ちょっと難しいんだけど、住む人たちの希望を全て聞いてくれるふしぎな家「マヨイガ」のおかげで、少しずつ元気になっていく二人。そして、これまた不思議なお客さんたち。これが「ふしぎっと」と呼ばれる子たちかな? ま、簡単に言えば、カッパさんのような妖怪たちということになるのかな?

 

この映画の舞台は、大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県大槌町。実は、震災後は一度も伺ったことがないので、いつかは聖地巡礼のような感じでお邪魔したいところですね~ 確か、大槌町って「風の電話」もあるところだったような気もします… コロナが終わったら、絶対に行きたいところです…

 

そしてもう一つは、個人的には結構お世話になっている遠野市ですね~ 座敷わらしが出てくるような古民家みたいなのがいっぱいありますよね~ カッパが出てくると思うので、ここに行くときはキュウリ持参が必須です(笑)

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『霧のむこうのふしぎな町』などで知られる柏葉幸子による同名小説をアニメ映画化。岬にある古民家で、それぞれに事情を抱えた17歳と8歳の少女たちと老婆が共に暮し、周囲と交流していくさまを、鮮やかな海を自然を背景に描く。TVアニメ『のんのんびより』の川面真也が監督を、吉田玲子が脚本を務めた。主人公の声を演じたのは、芦田愛菜。

 

 

国民的女優とも言われてますが、芦田愛菜さんの声も良かったと思います! 17歳のユイさんは、感情的になってしまうことも多い役で、なかなか難しいと思われましたが、さすがの表現力だったと思います! 声優さんとしても素晴らしい活躍が、このあと見られそうですね~

 

そして、声と言えば、声を失った少女役の粟野咲莉さんの声ですね… 声が出ない子の声を演じる… なかなかの難題ですよね~ 注目の子役さんの声、これが聞こえちゃったら号泣間違いなしって感じでしょうか?

 

とにかく、素敵な物語です! ホントに素敵な映画でした… いやあ~、癒やされちゃうし、泣けちゃったし… これ、たくさんの人に見て欲しい映画です! オススメします!