セックスワーカーの生き様、壮絶すぎます… 映画「タイトル、拒絶」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

かなり、巷で話題になっている映画「タイトル、拒絶」を、ようやくDVDで見ました… 実は、昨日と今日で、一気に2回続けて見ちゃいました… 結構、衝撃的な物語でしたね~ 細かい部分、理解できないところもあったので、もう一回確認しながら見たのですが、やはり2回目になると理解が深まりますね~

 

監督の山田佳奈さんといえば、劇団ロ字ックの主宰で、いわゆる劇作家ですね~ ご自身でも女優さんとして活躍もされてますが… 個人的には、山形ムービーフェスティバルで見た短編映画「今夜新宿で、彼女は、」の監督さんとして、よく覚えています! 今回が、初の長編作品になるみたいですが、かなり衝撃的なデビュー作って感じですかね~ 凄い作品ですよね、いきなり…

 

 

映画冒頭から、伊藤沙莉さんがやってくれます!(笑) 彼女は、ホント凄いですよね~ この作品を象徴するような出番ですよね… あのシーンがあって、物語が前に進んでいくって感じですし… 彼女らしい、最高の役でしたね~ お店の人、いわゆるセックスワーカーという仕事よりも、こちらのスタッフ側としての彼女が、最高デス! 彼女にしかできない、味のある役だったと思います! この役を、舞台版では木竜麻生さんがやったみたいですが、個人的には、こちらの方が気になってしょうがないです…

 

沙莉さんの衝撃は、もちろん凄かったんだけど、セックスワーカー役の女優さんたちの、激しい演技っぷりには、驚かされてばかりでした… なんといっても凄かったのは、今までのイメージを大きく変えてしまった(笑)、佐津川愛美さんと恒松祐里さんですね~ この二人が見られるだけでも、この映画を見た価値があるかもですよ~ 佐津川愛美さんは、ホントに熱演でした… 狂気的って感じかな? 意外に大好きな彼女なんだけど、これで一気に大嫌いになりました…(笑) 恒松祐里さんは、「全裸監督」に出演したことが一番大きな驚きでしたが、こちらの作品を見たら、あの役もありだったなと納得しちゃいました… 彼女は凄かったな~ 夢に出てきそうなあの笑い方… 衝撃的過ぎました…

 

可愛いなあ~思わされたのは、森田想(こころ)さんですかね? 彼女の生き方こそ、まったく理解できないというか、こういう女の子は幸せになれないよなって思うんだけど、なんか可愛かったです… 

この二人、意外に幸せになれそうですよね? 男はやっぱり、自分を好きになってくれる方が幸せになれそうな気がする…(自分を理解してくれてる人?)

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

劇作家の山田佳奈による同名戯曲を、自身がメガホンを取り実写映画化。とある風俗店の世話係役の女性を通して、力強く生きるセックスワーカーの姿を映し出す。東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で、主演の伊藤沙莉が東京ジェムストーン賞を受賞。共演に恒松祐里 、佐津川愛美、モトーラ世理奈、田中俊介、でん、片岡礼子が名を連ねる。

 

 

とにかく、すべての女優さんというか、この手の仕事をしている人たち、壮絶な生き様でしたね~ 誰一人として、幸せにはなれなそうな、恐ろしいラストになってました…(途中で、切られちゃう形ではあるけど)

 

いやあ~、しかし伊藤沙莉さんって、この手の役ハマってますよね~ 彼女にしかできないよね、あんな役… そして、また繰り返して言っちゃいますが、この役を舞台で演じている木竜麻生さん、どんなふうに演じたものか、気になってしょうがないですな~