物語の舞台はイオンモール高崎? 映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

アニメーション映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」、もうすぐ上映終了ということで、平日ではありましたが、お休みをもらって見に行ってきました… どんな映画なのかはまったくわかりません… とにかく、題名のインパクトというか、すごく気になっていました… そして、イシグロキョウヘイさんの「絵」ですよね~ 大胆な色使いというか、絵の力が強いですよね~ 仲良しのブロガーさんが見に行ってきたという話も聞いていたので、興味津々だったのです!

 

TOHOシネマズの入り口には、プロデューサーからのメッセージが掲示されていたのですが、秋田県の出身者だったんですね! しかも、重要なスタッフに3人もの秋田県民がいるということで、株式会社フライングドッグの10周年記念作品への力の入れ方、半端ないぞという感じでした… 映画の舞台が「イオンモール高崎」だということも、そのメッセージの中に書いていたのですが、それを知ってから見ると、またなんだか感慨深いものがありましたね~(秋田と似たような雰囲気、のように書かれていたと思いますが、それは都会の高崎市民の人には、申し訳ない気がしますね)

 

正直な話、人とのコミュニケーションが苦手で俳句が大好きな少年が主人公だったので、「え?そんな話なの? これは失敗したかな?」なんて思っていたんだけど、なかなかどうして、面白いストーリーでしたよ! 最後は、結局ウルウルしっぱなしでしたけどね~

 

 

まずはやっぱり、一番気になるのは、メインキャラの二人ですね~ とにかく人とのコミュニケーションが苦手で、人から話しかけられないようにいつもヘッドフォンをしている少年・チェリー。口に出せない気持ちは17音、俳句だったら表現できるんですよね~ 自分の気持ちを俳句で表現するなんて、自分には逆に高度としか思えないですけどね… そしてもう一人は、矯正中の大きな前歯を隠すために、いつもマスクをしているスマイル。人気動画主(ユーチューバーってことかな?)でもあるのですが…

 

俳句とかSNSとか、勝負できる世界は別にあるんだけど、普段はとにかく自信の無い、コンプレックスのかたまりのような二人。ある意味、こういうのが今どきの二人なのかもね~ そんな二人が、バイト先で出会った老人が、思い出のレコードを探し回る理由を知り、一緒にレコードを探し回ることで、距離を縮めていくという物語。残念ながら、ある出来事をきっかけにすれ違っていくわけですが…

 

監督のイシグロキョウヘイさんが、こだわって見つけた・お願いをしたという、歌舞伎役者の市川染五郎さんと女優の杉咲花さんの声がまた、いいんですよね~ 瑞々しいというか、二人の雰囲気にバッチリ合っているというか…(声優さんって大事だな~と思わされましたね)

 

二人の仲間たちが、また、いいんですよね~ 出てくる人たち、みんながいい人だし、作品自体に、ものすごい前向きなメッセージがあるので、感情移入しやすい映画になっていたと思います!

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

歌舞伎界の新星、8代目・市川染五郎が、映画初出演にして初声優・初主演を務めた青春アニメーション。人と関わることを避けて暮らしている少年と少女の出会いと交流を、みずみずしいタッチで描き出す。TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』などを手掛けたイシグロキョウヘイがメガホンを取り、若手人気女優・杉咲花がヒロインの声優を務める。

 

 

舞台となっている「イオンモール高崎」周辺の景色が、なんとも言えない味があるんですよね~ 秋田のような田舎の景色が広がっているのは、ちょっと秋田に寄せすぎ?と思っちゃいましたが…

 

聖地巡礼した人の画像を勝手にお借りしてきました…

 

結構な田舎? そういうところだから、映画の舞台になれたのかもしれませんね!

郊外に建っているイオンモールって、都会にあってもこんな感じなのかもしれません…