北村匠海・吉沢亮・小松菜奈なのになんだか残念 映画「さくら」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

この作品を鑑賞することにしたそのきっかけは、櫻坂46(元欅坂46)の小林由依さんが出演しているということだったのですが、主演の北村匠海さんの他、今、話題の吉沢亮さんに、主演女優が小松菜奈さんという出演者。これは、変な作品になるわけがないと思ってレンタルしてきたのは、映画「さくら」という作品です。(豪華メンバーですよね~)

 

これ、まったく考えても見なかった展開、見ているのもツラくなるような、かなり厳しい作品でした… 見終えた後に、ぴあ映画生活の作品解説を読んだら、「穏やかな日常が崩れ、過酷な試練に直面する3人の物語」って、書いてありました… う~ん… それを知ってたら、見るの辞めてたのにな… ま、でも、小林由依さん出てるの見逃したくなかったしね…

 

それにしても、西加奈子さん原作の映画化作品「きいろいゾウ」「円卓」「まく子」などなど、思い出してみれば、みんな独特というか、ただでは終わらない作品ばかりだったかもしれない… 原作者が誰?というのも、意外に大事なのかもしれないです…

 

 

とっても可愛いワンちゃんを中心に、お兄ちゃん(吉沢亮)は全校生徒の憧れの的だし、そんなお兄ちゃんが大好きな妹(小松菜奈)は天真爛漫だし、少し大人しくて控えめな北村匠海さんも含めて、本当に幸せに暮らしている平凡な家族だったんですけどね~ 物語は、北村匠海さんがストーリーテラーの役割をしながら、長谷川家の日常が描かれます。

 

音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。スーパーのチラシの裏紙に「年末、家に帰ります」と綴られた手紙を受け取った長谷川家の次男・薫は、その年の暮れに実家へと向かった。母のつぼみ、父の昭夫、妹の美貴、愛犬のサクラとひさびさに再会する。けれど兄の一(ハジメ)の姿はない……。

 

幸せに暮らしているはずの長谷川家だったのですが、なぜか、父親は2年間も音信不通だったという… そして、人気者だった兄の姿がない… 長谷川家に何があったの?という出だしにまず引き込まれます…

 

実は長谷川家、兄の死をきっかけにバラバラになってしまったんですよね… 父も出ていき、弟役の北村匠海くんも、大学進学でウチを出て、大好きな兄の死でちょっとおかしくなってしまった妹も、元気なのは母親だけか… あ、愛犬さくらが、実は長谷川家を支える存在になっていたのかもしれません。

 

こんなに家族がバラバラになってしまう出来事って、あるんですよね。見ていて苦しかったな… 個人的には、小松菜奈さんのキャラが、見るに堪えなかったですね… 小松菜奈史上、最悪の役だったなと、思ってしまったな~ 彼女には、こんな役はあまり似合わない気がします…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

直木賞作家、西加奈子が2005年に発表した同名ベストセラー小説に基づく家族ドラマ。穏やかな日常が崩れ、過酷な試練に直面する3人兄妹の物語を『ストロベリーショートケイクス』『太陽の坐る場所』の矢崎仁司監督が描く。主人公の次男・薫を北村匠海、長女・美貴を小松菜奈、そして一家のヒーロー的な存在である長男の一を吉沢亮が演じる。

 

 

この映画当時は、漢字欅に所属していたゆいぽんは、ある意味「らしい役」だったかもしれません… あまり、物語の本線とは関係ないかもなという感じもしましたが、小松菜奈さん演ずる妹のひとつのエピソードとしては大事だったのかな?

 

ま、でも、全体的に見ていて苦しすぎるほどの作品だったかも… なんか、まとめるのにも苦労する、キツい作品でした… こんなもんで勘弁してください…