生きづらい世の中だけど、それでも生きていく… 映画「茜色に焼かれる」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

映画を見終えてから、1ヶ月近くもたっている(ちなみに、鑑賞したのは5月31日でした…)ので、正直な話、どんな物語だったか忘れてしまっている… いろいろな情報を得ながら、思い出しながら、ブログにまとめていきたいと思います! 石井裕也監督、主演・尾野真千子さんの映画「茜色に焼かれる」でございます!

 

旦那さんを交通事故で亡くし、息子一人を育てながら、風俗で働きながら一生懸命に生きている母親の物語なんです! その友人の片山友希さんも、印象的な役でしたね~ 辛いことばかりの世の中だけど、生きていかなきゃいけないんですよね~

 

 

とにかく、尾野真千子さんが凄かったですよね~ 久しぶりに、ここまで熱が入った尾野真千子さんを見たって気がしました… 風俗で生きる女性ですから、かなり過激なシーンにもチャレンジしています… 本当に生きづらい世の中ですから、大変なんですよね、生きるって… しかも彼女は、亡くなった夫への賠償金も一切受け取らずにがんばっている…

 

茜色の「夕焼け空」を自転車で走るシーン、この作品の象徴って感じですよね~ 希望が表現されている、そんな感じがします! よくぞ、ここまで演じてくれました… 今年の賞レースには、顔を出してくれそうな勢いだと思います!

 

息子役の和田庵くんも、とてもよかったと思います! もっと本来は、明るくて元気のいい子なんじゃないかと想像できますが、この映画の雰囲気に合わせた抑えた演技、凄く良かったと思います!

 

そして、個人的に一番お気に入りだったのは、尾野真千子さんの風俗店での同僚役、片山友希さんですね~ なんか可愛らしい性格だったので、あっという間に惚れちゃいました… 若干、不幸が似合っちゃうタイプというイメージもついてますが、とってもいい子でした…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『川の底からこんにちは』『生きちゃった』の石井裕也監督が、自身の母親をモチーフにメガホンを取った人間ドラマ。人生の逆境に立ち向かう愛情深き母親と、そんな母を気遣いながら学校のいじめに耐え忍ぶ息子の姿を描く。4年ぶりの映画主演となる尾野真千子が母親役を、息子役を和田庵が演じた。共演に片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏ら。

 

 

どっぷり重い作品というか、あまりにも生きていくのが辛いことが分かりすぎるので、見ていて泣けちゃう映画ではありますが、「それでも、生きていかなきゃね…」と、前を向いて歩けるような、そんな映画になっています… いろいろな尾野真千子さんを見て、元気もらって、前に進んでいかないといけないですよね~

 

かなり前に見た映画で、感想が薄くなってしまったこと、お許しください… 見終えた後は、すぐにでも感想をまとめなくちゃと、気合いが入っていたのですが、乃木坂の配信ライブを優先させた結果がこれです… ダメダメです…