スイッチが入った瞬間がたまらないです! 映画「アンダードッグ 後編」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

昨日、映画「アンダードッグ 前編」のブログをまとめたばかりだったのですが、とにかく続きが見た過ぎてしょうがなかったので、後編も一気に見ちゃいました… ということで、連日の「アンダードッグ」、本日は後編になります!

 

いやあ~、最高でした! 聖地・後楽園ホールを貸し切ってのロケ、森山未來VS北村匠海の決戦、想像以上の大熱戦でしたよ~ 昨日も書いたとおり、映画「ロッキー」で育ったわたくしですから、まさにこれこそボクシング映画。感激しましたね~ とにかく熱かったです!

 

 

まずは、北村匠海君演ずる若き天才ボクサー大村の話から… ある程度、想定したとおりの過去の話があり、児童養護施設で出会った奥さん(萩原みのり)とのことや、ワルだった過去の話まで、いろいろありましたね~ ただ、森山未來演ずる末永との出会い、ボクシングを始めるきっかけがそこにあったことが、今回のドラマになっていたんですね… これが最後の対戦相手に末永を選ぶきっかけになるんですね~ 将来があるはずだった彼の最後の試合になってしまったのは、残念ではありました…

 

そして、本作の主役、崖っぷちボクサー、かませ犬の末永役の森山未來さんのこと… 北村くんの方は、試合を見ても、ちょっと動きがやっぱり初心者っぽかったんだけど、森山未來さんのボクシングは本格的でしたよね~ 実践形式で、かなり鍛えたみたいですもんね~

 

映画の内容に戻りますが、奥さん(水川あさみ)には、完全に嫌われちゃって、離婚話というか再婚話がまとまりつつあるような状況… 息子の太郎くんだけが、お父さんの味方って感じかな? 父親としては、息子が一人応援してくれるだけで十分な気もしますけどね~ シングルマザー明美さんとの別の人生もありなような気もしますけどね… 新津ちせちゃんも可愛いし… でもやっぱり、夢をあきらめないというか、好きなボクシングでチャンピオンを目指すこと、やっぱ頑張って欲しいですよね… 与えてもらったチャンスを生かすだけです…

 

二人の対戦が決まって、本格的に練習をスタートする、「あの瞬間」ですよね~ 最高のシーンだったと思います! ロッキーのテーマこそ流れませんが、完全にあの場面ですよね! まさに、二人にスイッチが入ったあの瞬間から、決着が付くまで。最高の時間でしたよね~ 感動でした…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『百円の恋』や『全裸監督』の武正晴監督によるボクシング映画後編。かませ犬としてボクシングにしがみついてきた男と過去に囚われながらも躍進する若きボクサーの熱き戦いを映し出す。主演を務める森山未來、北村匠海、勝地涼ら3人がタイプの異なるボクサーをそれぞれ熱演した。脚本を務めたのは『百円の恋』で監督とタッグを組んだ足立紳。

 

 

個人的には、もっと最悪のラストになるのかと、実は不安だったんです… どんな結末になっても、いいことはないかと思ってた… 勝っても死んじゃったり、もう二度とリングにあがれなかったり、なんか最悪のモノがつきまとうんじゃないかと思ってました… そういう意味では、試合そのものを楽しみ、そこで物語が完結するような話だったのが、救いだったかも… どの家族にとっても、ある意味納得のいく終わり方だったんじゃないかな? 素晴らしい映画になっていたと思いますよ! 熱かったです!