終末期の在宅医療の話ですから、ずっと泣かされてました… 映画「いのちの停車場」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

これは、見てるのがの辛い映画だったな~ もう、ずっと泣いてました… 最近、父親を亡くしたばかりのウチの奥さんと、毎日、病気の子と一緒に生活する夫(ま、自分のことなんですけど…)が、一緒に見る映画じゃなかったかな… 現役医師が書いた終末期医療の物語ですから、ある程度は覚悟してはいたのですが、まさかここまでとはね~ こんなにも最初から最後まで、人が亡くなるまでの話を見守り続ける映画って、なかなかないですよね… 最期まで見届ける映画、今の自分にはちょっと厳しい映画だったかな? ということで、映画「いのちの停車場」です! 吉永小百合さん主演の映画ですね~ 一緒に見届けた人たちも、やはり、かなり高齢のお客さんばかりという感じでした… たぶん、みんながいろいろな思いで、泣きながら見ていた映画なんじゃないかな?

 

 

いわゆる、第一線で働いていた女性が、ある事情で仕事を辞めることになり、在宅医師として再出発をするところから、このお話は始まります… 舞台は、彼女の実家、金沢にある小さな診療所、まほろば診療所です! 患者は、たったの5名なのですが、それぞれ、大変な状況なんです…(そんな患者と一緒に生活している家族もまた、大変なんですよね~)

 

個人的には、救急救命センターで働く吉永小百合さんも、在宅医療で働く吉永小百合さんも、ちょっと年を取り過ぎているんじゃないかな?と、変に心配になってしまいました…(この役を演じるには、もうちょっと若い方がよかったかなと…) ま、でも、最後まで見ると、彼女が演じることにも、意味があったのかと思えるシーンもありましたが、どちらもなかなかの激務ではあります…

 

広瀬すずさんと松坂桃李さんという若い二人が、どう絡んでくるのか、すごく楽しみにしていたのですが、こちらはなかなかいい役だったかなと思います! 若いっていいなと思えました…(笑) 二人とも、いろいろな事情を抱えているので、苦しかったと思いますが、まだやり直しがきくというか、未来があってうらやましく思えます… この映画の「華」だったかな? 子どもが絡んでくると、また、違ってくるんですよね~ 患者さんの中には、高齢の人だけじゃないというパターンがあるので、これもまた辛すぎるのです… 病気の子どもを見るのは、ちょっと辛いモノがあります…

 

患者さんや、その家族を演じているたくさんの俳優さんたちの演技には、本当に泣かされちゃいます… 素晴らしい俳優さんたちが、出演しています! 一人一人紹介したいところですが、これは見てのお楽しみかな?(ま、楽しい話ではないのですが…) 患者さんの役ではなかったけど、舞台挨拶で倒れそうになってしまったみなみらんぼうさん、大丈夫だったでしょうか? モンゴル料理、美味しそうでしたね~

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

終末期医療に携わる現役医師・南杏子による同名小説を基に映画化したヒューマンドラマ。救命救急センターで働いていた女性医師が在宅医師として再出発する姿と、彼女を取り巻く人ーの人間模様を描く。主演の吉永小百合をはじめ、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行ら豪華キャストが集結。『ふしぎな岬の物語』などを手がけた成島出がメガホンを取る。

 

 

終末医療とともに、今回考えさせられたのは、安楽死の問題ですね… 個人的には、できれば、安楽死という選択ができるようにしてあげてもいいんじゃないかと思っているんです… この映画のラストも、ちょっと厳しいモノだったと思いますが、あんな状況でも、本当に許されないモノなのかと思ってしまいます… これって、問題発言なんですかね… これからも、認められないものなんでしょうか?