この作品見ちゃったら、パラリンピックのカヌー競技「パラカヌー」にも、注目しないわけにはいきませんよね～（笑） 中条あやみさん主演の映画「水上のフライト」です！ 実はこの映画、私が勤めている学校にポスターが届いて、わたしがそれを貼る当番だったので、ものすごく気になっていた作品だったんです… もちろん、映画のポスターが学校に届くと言うこと自体、なかなかないことですからね～ ま、たぶん、文部科学省推薦みたいな、教育的な映画ってことなんでしょうけどね…
ちょっと話題になっている映画なのかなと、公開を期待していたのですが、残念ながら秋田県での上映は無かったですし、DVDも今まで見たことがなかったんですよね～ １年ぶりにTSUTAYAさんにいって、その理由はちゃんとわかりました… いわゆる「TSUTAYA先行」ってやつなんですよね～ ま、そんなこんなで、ようやく見ることができました…
なるほど、これは教育映画と呼ばれるようなジャンルの映画だったかもしれません… 簡単に紹介すれば、オリンピックを目指す走り高とびの女王（これが中条あやみさんなんだけど）が、交通事故に遭ってしまって、下半身が動かなくなってしまうという話なんです… 夢破れて自暴自棄になっていたときに、昔やっていたカヌーに出会って、パラリンピック目指して「パラカヌー」に取り組んでいくというストーリーなんです。
中条あやみさんが、とにかく美しいフォームでカヌーを漕いでるのが印象的です！ 走り高跳びの選手が、急にカヌー選手になれるもんかと、ツッコミを入れるつもりで見てたんだけど、意外にトレーニングシーンとか多めで、ロッキー的なつくりで、なかなか楽しめました… 走り高跳びの選手としても、なかなかカッコいい彼女でしたが、カヌー選手としても、なかなか美しく、格好良く見られました…
いろいろありながらも、新しい夢を見つけてがんばり続けた彼女も凄いと思ったけど、映画としては、やはり彼女の周りにいる方々を見て欲しいですね～ 新しい夢を見つける、そして、その夢を叶えるために努力するには、彼女を支えていく存在が、とにかく大事なんですよね～ 何をやるにも、一人じゃ無いってことなんですよね…
ま、やはり一番素敵だったのは、母親役の大塚寧々さんですかね～ 昔から、結構大好きな女優さんではあるのですが、いい年の取り方をしてるというか、母親役としても、ホントに素敵でしたね～ カヌーを一生懸命教える小沢征悦さんも、とても明るいキャラでよかったし、装具を整えてくれるとても大事な役を務めている杉野遥亮さんも、この物語には欠かせなかったですね～
ぴあ映画生活の作品解説より
『雪の華』でヒロインを務めるなど、目覚ましい活躍を見せる中条あやみが難役に挑んだヒューマンドラマ。将来を約束された有望なスポーツ選手として活躍している最中、突然の事故により下半身麻痺となった女性アスリートが、“パラカヌー“と出会い新たな1歩を踏み出す様を描く。監督を務めたのは『キセキ ーあの日のソビトー』などの兼重淳。
映画としては、努力賞的な映画だったかもしれません… 「パラカヌー」の紹介ビデオとしては、最高の出来ですかね… 必死にスポーツの世界で頑張っている人には、なかなか楽しめる映画だと思います… まあ～、軽くツッコみたくなる部分もありますけどね～
とにかく、中条あやみさんが、カヌー選手に見えるまでに、本当によくがんばったんじゃないって感じの映画です… たぶん、本人が漕いでるシーンはたくさんあったと思います！ なかなかカッコいいですよ！