「黄金の耳」を使って、核戦争を回避せよ! 映画「ウルフズ・コール」 | すがちゅあ~んのブログ

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最近、DVDをレンタルすると、決まってこの作品の予告編があり、ちょっと気になっていました… 映画「ウルフズ・コール」というフランスの映画です! フランスのアカデミー賞とも言われているセザール賞で3部門ノミネートした作品なんだそうです! あのオマール・シーも出ているらしい… ちょっと気になる作品ですよね~

 

個人的には、潜水艦が主役の映画が、意外に相性がいいんですよね~ 「潜水艦にハズレなし」なんですよね~ あの、密室感というか、孤立感というか、なんだか緊張しちゃうんですよね~ ハラハラドキドキが止まらなくなってしまう… 期待度100点満点の「ウルフズ・コール」でございます!

 

 

この作品の主人公は、並外れた聴覚を生かし、「黄金の耳」と呼ばれている潜水艦の特殊分析官なんですよね~ わずかに聞こえる音から、敵の動向を探るという、本当に大事な役目なんですよね~ シリアでの潜航任務で、怪しい音の識別に失敗し、判断ミスにより、甚大な危険を招いてしまったのです…

 

彼しかいないだろうという信頼の声を受けて、再び潜水艦に乗り込む彼であったが、またしても彼の耳を惑わせたのは、「狼の歌(通称ウルフズ・コール)」のような正体不明のソナー音なんですね~ そして、再び、彼の決断が迫られたのは、なんと核戦争の開始ボタンのようなものだったんです…

 

緊張感は、半端なかったですね~ とても面白く見られたのですが、結末がイマイチ分かりにくかったというか、なんか物足りない気がしたのは、ちょっと残念だったかな? フランスの若手ナンバー1との呼び声が高いフランソワ・シヴィルは、なかなか良かったとは思いますが、どうなんでしょ… 映画「最強のふたり」での好演が思い出されるオマール・シーは、なんだか久しぶりに見た気がしますね~

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

セザール賞で3部門にノミネートされ、音響賞も受賞したフランス製の潜水艦映画。並外れた聴覚を活かし、フランス海軍の原子力潜水艦で特殊分析官として従事する主人公シャンテレッドが、正体不明のソナー音を放つ艦艇に遭遇。必死の解析に挑む彼が新たな世界大戦勃発の危機に立ち向かっていく姿を、極限状況のスリルたっぷりに映し出していく。

 

 

特筆すべきは、この映画の監督さんかな? アントナン・ボードリーという監督さんは、なんとこの作品がデビュー作。元外交官で、コミック作家という、かなり異色の経歴をもった人なんだそうです… デビュー作に、かなり多額の予算をいただいたこと、フランス海軍が全面協力したという迫力ある映像が、見どころですよ~