予告編を見て、ものすごく興味深くて早速レンタルしてきました… オルガ・キュリレンコ主演の映画「ウィッシュルーム」です！ ブログを作るのに、資料が欲しくて、ネット検索をしてみたら、日本未公開の作品だということを知りました…（もったいない…）
その部屋に入って、「お酒が飲みたいな～」とか「お金が欲しいな～」とつぶやくと、チカチカっと電灯が点滅して（これがOKの返事なのかも）、お酒やお金が出てくるんですよね～ 次々と欲しい物を出し、お金もたくさん出し、夫婦で最後にお願いしたのは、「子ども」なんですよね～ 旦那さんは、それだけは絶対にやめようと説得はしたんですけどね… 流産経験が２回もある奥さんにとっては、これこそが切実な、最大の願い… その結末は…
日本未公開作品で、この２０２１年２月３日にDVDが発売されたばかりなので、完全にネタバレ禁止のブログにしなければいけませんよね… ネタバレしないように書くのは、ちょっと難しいかもな～
これから見る人は、念のために、ここまでで見るのをやめてください… この手のサスペンスは、結末を知ってしまったら、何にも面白くないですからね～
Amazonの内容紹介から
望んだものがすべて手に入る「部屋」の恐るべき秘密とは―! ?
プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀作品賞受賞!
『007 慰めの報酬』のボンドガール、オルガ・キュリレンコが悪夢のような展開をスリリングに熱演!
欲望と狂気が暴走する衝撃のサイコスリラー!
あらすじ
ニューヨークから田舎に移住した若い夫婦。二人は新居に奇妙な隠し部屋を見つける。それはなんと、願ったものが何でも手に入る部屋だった。大金、ドレスや宝石、名画の数々…。夢のような出来事に初めは戸惑いながらも、やがて贅沢に明け暮れる二人。だが彼らの欲望は次第にエスカレートしていく。
子供を切望しながらも恵まれずにいた妻のケイトはある日、ついに部屋でその願いを叶えてしまう。
しかし、幸せもつかの間、部屋で生まれたものは家から出すと消えてしまうことがわかり――。
一応、結末には触れないようにしますが…
宝石やお金なら、ある程度贅沢をして楽しむことができる、本当に夢のような話なんだけど、これが、自分の子どもだとすると、やはり問題はありますよね～ この夫婦は、子どもが欲しいと願うことには、一応躊躇するほど、たぶん普段は、いい人たちなんですよね… さすがに、子どもが「欲しい物」、つまり物扱いにするのはためらってました… ただ、可愛いんですよね、実際に赤ちゃんを見たら… 夫婦の気持ちは、とてもよくわかりました…
ただ、問題は、使おうと思っていたお金が、外に出たとたんに消えてしまったことから始まります… 「部屋」の力で次々と出された物は、この家から外に出すと消えちゃうってことです… じゃあ、物ではないはずの人間はどうなる？
絶対に子どもを外に出さないようにがんばる夫婦と、どうしても外の世界に行きたい子ども… 絶対にあってはいけない、親子での「戦い」ですよね～ 夢のような物語が一転、激しい戦いに変わってしまうこの映画… 結末までは教えられませんが、こういう結末しかないのかなという感じもします… あとは、見てのお楽しみですかね？