市原隼人をあの役で使えたのが凄いね! 映画「ヤクザと家族 the family」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

ヤクザものの映画は、そんなには好んでは見ないのですが、藤井監督の映画ですし、結構な豪華キャストだし、この映画は見るのを楽しみにしてました… ブロガーさんの評判も、なかなか良いみたいですしね~

 

ということで、藤井道人監督で、綾野剛さん主演の映画「ヤクザと家族 the family」でございます! 家族というのが、大きなポイントになりそうですよね~ 意外に、感動作の予感がします…

 

 

ポスターにもありますが、1999年の物語、2005年の物語、そして、2019年の物語、3つの時代の話、家族が成長して行くみたいなストーリーが、なかなかいいんですよね~ 舘ひろしさん一人を見ても、組長さんとしての絶頂期から、老いてしまうまで、時代の流れ、いい味出てるんですよね~

 

まさに、矛盾と不条理の世界… 殺ったら殺られる… 終わりのない、その繰り返し… 物語では、14年間も刑務所(?)に入っていたみたいですが、その間に、毎日、いろいろな抗争があり続けただろうし、世の中がビックリするくらい変わっているだろうと、想像はできますが…

 

なんと言っても、主演の綾野剛さん、今回も凄い演技を見せていただきました… 1999年の衝撃の出会いから、組長に親子としてお世話になることになり… ヤクザの世界で男をあげるようになり、誇りをかけた戦いに… そして14年後、あまりにも変わってしまった時代に… 凄い世界で、まさに矛盾と不条理の中で必死に生きていくんですよね~ 基本的に、舘ひろしさんも綾野剛さんも、正義というか、いい人過ぎたのかもしれません…

 

ブログ題にも使わせていただいたのですが、市原隼人さんが、まさか、あんな役でこの映画に出演していることに、個人的には大きな衝撃があったんですよね~ それが、あのまさかのラストにつながるとは… 彼の出番が、この映画を凄いものにしたのは間違いなしですね~ これから見る人は、市原隼人さんには大注目ですね~

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『あゝ、荒野』『新聞記者』『宮本から君へ』と話題作が続く河村光庸プロデューサーが企画を担当した異色の社会派ドラマ。1999年、05年、19年という3つの時代を背景に、ヤクザとして生きた男の姿を通して現代日本の姿を見つめる。綾野剛が主演を務め、舘ひろしと初共演を果たした。『新聞記者』の藤井道人監督がオリジナル脚本を担当。

 

 

ヤクザの世界って、あまりにも自分が住んでいる世界とはかけ離れているので、正直、何も言えないというか、どういう感想を描いていいのか、わからなかったのですが、基本的には、義理人情の世界で、まさに親子のような関係、裏切るわけにはいかないんですよね~ 普通に生きてる人たちよりも、義理深いので、その分、いい人に見えちゃう部分もありますよね… ただ、やっぱり、矛盾と不条理ですから、最後には哀しい結末しか、用意されてない感じはしますね…

 

感動という言葉、言っていいのか、使っていいのか、正直わかりませんが、いい映画だったなという気はしています…