父親の葬儀に出てきたのは目玉焼きでした… 映画「最初の晩餐」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

「最初の晩餐」という題名には、ちょっと惹かれるものがありました… いろいろと想像はしていたのですが、いきなりのお葬式(お通夜かな?)シーンにちょっとビックリ… 普通なら、お寿司かなんかでおもてなししそうなところですが、お通夜の席で出されたお料理が、「創作目玉焼き」だったんですよね~ いろいろ秘密のありそうな映画「最初の晩餐」でブログを更新します… しばらくは、新作映画は無理そうなので…

 

 

誰にでも「家族の思い出の一品」があるんだと思います… お通夜の席で出された目玉焼きは、父親が一番最初にふるまった料理だったみたいですね… ただ、この家族、あまりにも訳ありの家族でした… いったい、どんな秘密があるのやら… 最後の最後まで、読めない展開でしたね~

 

何の説明もなく、次々と出されるお料理… 山登りで作られたしめじのピザ、庭のたき火で焼いた焼き芋、味噌汁、焼き魚、そして、食べるラー油を入れたすき焼き、独特な雰囲気の斉藤由貴さんが、何も話すことなくどんどん料理を運んでくるから、異様なんですよね~ そこが、この作品の魅力なんだと思いますけど…

 

不倫とか、離婚とか、いろんな事情があってできた新しい家族。そんな家族を結びつけていくのが、いろいろでてくるお料理なんですよね~ それぞれの家族の味付けがあるので、最初は違和感ばかりなんだろうけど、だんだん、一つの家族になっていくといった物語なんですよね~ あまりにも複雑というか、簡単な話ではないので、見ている我々には、理解できない部分も多かったんですけどね…

 

息子・娘役の染谷将太と戸田恵梨香が、いいんですよね~ これから新しい家族を作ろうとしている息子に、少し崩壊しかけている娘さん、お通夜から葬儀までの何日間で、いろいろなストーリーがくり広がられるんですよね~ 監督さんの長編デビュー作、オリジナル脚本と言うことで、監督の思いがひしひしと伝わってくる作品だったと思います… ちょっと難解でしたけどね~

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

CMやミュージックビデオなどで高い評価を得てきた常盤司郎が、自身のオリジナル脚本を基に監督デビューを果たした家族劇。父の葬儀に集った家族が、父の遺した1冊のノートから作られた料理を食し、さまざまな思い出を振り返る姿を描き出す。染谷将太が主演を務め、戸田恵梨香をはじめ窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏ら豪華キャストが共演する。

 

 

まだ、メジャーな存在ではなかった森七菜さんも、なかなか良かったです! 個人的には、彼女が出ているというので借りてきたDVDだったんですが、大満足の一品だったと思います…

 

血のつながらない、少し大きく成長してからの家族というのは、かなり微妙な空気なんだろうなと思わされました… でも、ちゃんと家族なんですよね~ ま、ここまでたどり着くのは、簡単ではないのでしょうけど…