AKB48と言えば、どうしても一番先に思い浮かぶのは、前田のあっちゃんこと、前田敦子さんですね~ 総選挙での涙や、ドキュメンタリー映画での過呼吸とか、印象に残ることばかりです…(前田のあっちゃんといえば「フライングゲット」、フライングゲットと言えば物まね芸人のキンタロー。ですけどね)
国民的アイドルのセンターですから、芸能界イチのセンターって感じではありますが、卒業してからはパッとしない感じですかね? でも個人的には、AKB48時代は正直興味がなかった(どちらかと言えば嫌いだった…)のですが、女優の前田敦子は意外に好きなんですよね~ 彼女の出る作品は、結構見ております… 今が、一番好きかもしれません…
そんな前田敦子さんが主役の映画がありました… こういう作品を撮っていたのはまったく知りませんでした… オール・ウズベキスタンロケらしいですね~ 映画「旅のおわり世界のはじまり」でございます! 監督は、黒沢清さん。いつも怖い映画をつくるので、苦手意識はあるのですが、勇気を出して見てみました…
これは、ちょっと面白い映画でしたね~ 独特な雰囲気で、どちらかと言えば、ドキュメンタリー映画を見ているような感覚… 前田敦子さんが、なんかのテレビ番組で海外をまわって旅をしている、そんな感じの旅番組みたいな映画になってました…
テレビ番組のスタッフ役が、染谷将太さんとか、加瀬亮さんとか、柄本時生さんとか、結構豪華なんですけど、彼らはまったく存在を消しちゃってる、控えちゃってる感じ、完全に前田敦子さん一人が主役の映画になってるのが、結構大きな特徴でした… レポーターみたいな役を、前田敦子さんが自然にやっているのが、なんか不思議な感じがしました…
ウズベキスタンという、わたしたち日本人にはまったくの異国の地で、いろんな体験をしながら成長していく前田敦子さんが、なんかいいんですよね~ レポート役も、すごく上手なんです… いろんな企画に、ただ一生懸命取り組んでいるのが、なんだか好感持てるんです… あの激しいアトラクションみたいなヤツ、凄かったですね~ あれ見るだけでも、価値ある気がします…(笑)
ぴあ映画生活の作品解説より
『散歩する侵略者』の黒沢清監督がウズベキスタンでのオールロケを敢行して作り上げた、人間ドラマ。仕事でウズベキスタンを訪れた日本人女性リポーターが、異文化交流を経て大きく成長していく姿を描く。主演を『Seventh Code』でも黒沢監督とタッグを組んでいる前田敦子が務めるほか、加瀬亮、染谷将太、柄本時生らが共演する。
後半、前田敦子さんが、「歌」を歌うシーンがあるんだけど、これがこの映画でいう「はじまり」なんでしょうかね? 印象的なシーンになってます! 女優としての前田敦子さんが好きなんですけど、あ、そういえば彼女って、歌手だったんだな?と思い起こせる大事なシーンでした… 歌手としてのあっちゃんは、どちらかと言えばパフォーマンス中心だったので、しかも団体ですから、彼女の歌声なんて、まともに聴いたことなかったですよね… 意外にも、というか、しっかり歌っているのを聴いて、歌手としてもまだまだいけるんじゃないの?とも思いましたよ! ま、でも、女優・前田敦子を応援しているんですけどね~ 結婚して、お子さんも生まれて、まだまだ彼女の成長は続くってところですよね~ これからの活躍も楽しみです!