本日、２９回目の「あきた十文字映画祭」が開幕しました… ２００９年頃から毎年参加しているので、もう１０年以上もお世話になってることになりますね～ 冬の楽しみのひとつになってます…
そして、今回の映画祭の中では、一番楽しみにしていた作品が、初日の夜に上映されました… 事前に、NHKのテレビ番組でも紹介されていて、かなり話題の作品になるんじゃないかな？ しかもです… この作品、実は本日、全国の映画館での公開が始まった作品なんです… 公開初日に、「あきた十文字映画祭」でも上映されるなんて… もちろん本日の公開初日には、東京の会場での舞台挨拶等が行われているので、ゲストの登壇はなくて、少し残念ではありましたが…
ということで、「あきた十文字映画祭」の開幕日を飾る作品と言うことになります… 映画「３７seconds（セカンズ）」でございます！ 出産時に体に障害を負ってしまったヒロインは、普通の女優さんではなく、オーディションで選ばれた、実際に体に障害を持つ佳山明さんです。大注目ですね～
ネタバレはしちゃいけないと思うのですが… 前半は、かなり意外な展開でした… もっともっと重苦しい展開を予想していたんだけど、底抜けに明るい雰囲気なんですよね～ しかも、親友の漫画家のゴーストライターをやっている彼女が、自分自身の作品を出版社に持ち込むことになったんだけど、女性編集者に命じられたのは、なんと「人生経験」、しかもエッチしてくることという… 何それ？（笑）
彼女の人生が大きく動き出しちゃった感じですね～ 未だかつて見ることのなかった状況ばかりの毎日になってしまいます… こういう映画だとは正直思ってなかったんだけど、これがまた意外な展開になるんですね～ あとは、見てのお楽しみってところかな？ 佳山明ちゃんの大冒険ですね！ 何回か全裸になるシーンもあったり、初めてのチャレンジにしては、かなりいろんなことを求められて、かなり大変だったかもしれませんね～
彼女の大冒険はなかなか見応えがあるんだけど、なんと言っても影の主役というか、この作品で一番大変だったのは、やはり母親役の神野三鈴さんですかね～ 彼女のがんばりが、この作品を支えていると言っても過言ではないですね～ いきなりの全裸入浴シーンにもビックリでした…
渡辺真起子さんや板谷由夏さんなど、脇を固めるベテラン女優さんも、なかなか凄かったです！ あ、萩原みのりさんや芋生悠さんなど、若手女優さんもピカピカ輝いてます… あ、もちろん俳優さんも…（あ、こちらは省略しますけど） あ、大東駿介さん、すごくいい役でした… 彼なしでは、この作品は語れないかも…
ぴあ映画生活の作品解説より
ロサンゼルス在住のHIKARI監督による長編デビュー作で、ベルリン映画祭パノラマ部門で観客賞受賞を果たしたヒューマンドラマ。ハンディキャップを持つ女性が、自らの力で新しい世界を切り拓いていく姿を描く。手足が自由に動かない体を持ちながらも社会福祉士として活動していた佳山明が、自己表現の手段を模索し続ける主人公を熱演する。
しかし、たったの３７秒なんですけどね～ その３７秒だけで、こんなにも苦しい人生になってしまうかと思えば、本当に出産って大変なことですよね… ま、そんな感情なんて思わないくらいの、前向き人生ではありますけどね～ とっても可愛らしい佳山明ちゃんと、そんな彼女を支える周りの人たちを見てるだけで、なんだか頑張らなくちゃと思える作品でしたね～
ということで、本日開幕の「あきた十文字映画祭」でございます！
今回は、回数券を購入してみました… 映画４本が見られて４０００円です！（ちょっとお高め？）
会場には、恒例の手書きの看板も… 映画「ミスりんご」へのお花も届いてました…
そして、十文字と言えば、やはり名物の「十文字ラーメン」です！
実は、１０年以上通って、初めての「三角そばや」でございます！
ちょっと高いかと思いましたが、なかなか美味しゅうございました… あっさりですよね～
残念ながら、あすの２日目は不参加です… 見たい映画あったんだけどね…