映画「ゼロ・グラビティ」を見て以来、宇宙というものが怖くなってしまったわたくし… 宇宙は、もう完全にあこがれの場所ではなくなってしまいました… 宇宙旅行なんて、絶対に行きません… あの社長が、お金を出して連れて行ってあげると言っても、絶対に行きません…
しかし、あれ以来、宇宙でたったひとりぼっちのような映画は、これでもかっていうくらいたくさん出てますよね～ しかも、そのほとんどが大ヒットというか、注目されているような… 宇宙ものって、いまだに結構人気あるんでしょうか？ ということで、映画「アド・アストラ」を見ました… 怖いもの見たさって言うのかな？ 主役は、ブラッド・ピットですし、映画館で見たいな～と思っていたのに、見られなかった映画です…
地球外知的生命体の探求に一生を捧げた父親と同じ道を選んだ主人公を演じるのは、ブラッド・ピットです… 太陽系の彼方で消息を絶ってしまった父、実は、トミー・リー・ジョーンズが演じているんだけど、軍上層部からの「君のお父さんは生きている」という話を聞いてからは、なんか映画が全然変わってしまった気がしましたね～
前半は、近未来の宇宙旅行のことが、結構興味深く描かれていたんですよね～（こんなに簡単に宇宙に行けるようになるんだろうか？） 追いかけていた地球外知的生命体に襲われた父親の代わりに、そいつをやっつけるストーリーなのかとも思っていたんだけど、予想外に純粋な物語になってましたね～（ある意味、そこら辺が評価の低い部分なのかもしれませんが…） 生きているかも知れない父親を探す、本当に純粋な宇宙旅行でしたね… ちょっと危ないシーン、何かに襲われちゃうシーンが、何もないわけではなかったですけどね…
最近は、プロデューサー業の方が目立っていた気がするブラッド・ピットですが、別の作品でアカデミー賞にノミネートされたり、俳優として再ブレークしたような２０１９年でしたね～（受賞も、かなり有力みたいですし…） この作品のキャラクターも、なかなか魅力的だったと思います… ただ、プロデューサー業に本腰を入れちゃうような噂も流れてきてますね… どうなることやら…
ぴあ映画生活の作品解説より
『エヴァの告白』のジェームズ・グレイ監督によるSFアクション大作。太陽系の彼方で消息を絶った父の謎を追って宇宙へと旅立つ男の姿と彼がたどりつく衝撃の真実を映し出す。『フューリー』『マネーボール』のブラッド・ピットが主演を務めるほか、リヴ・タイラーや『メン・イン・ブラック』シリーズのトミー・リー・ジョーンズらが出演する。
やはり、今回の作品も、宇宙の怖さを改めて意識づけられた感じがします… こんな作品見ても、宇宙旅行へのあこがれもつ人いるんでしょうかね？ 私には、絶対に無理です…
宇宙へのあこがれでこの作品を見た人もいるでしょうし、ブラッド・ピットが見たくて見た人もいるでしょうし、きっかけはなんでもいいんですよね？ 予想と全く違う展開になるはず… 見て損はないと思うんだけど、期待している方向とは全然違う展開になったら、「なんだこれ？」みたいに思ってしまう映画なのかもしれません…