エルトン・ジョンという人間を演じ続けるのはかなり大変 映画「ロケットマン」 | すがちゅあ~んのブログ

すがちゅあ~んのブログ

映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

正直、エルトン・ジョンのことはほとんど知らない… 曲は聴いたことがあるが、題名は知らない…(代表曲は?と聞かれても、答えられない) 確か、同性婚をした? そんな程度の知識しかない私ですが、彼の伝記映画とでも言えばいいのかな? 映画「ロケットマン」、なかなか楽しく見られました…(え?北朝鮮のあの人のこと? 全然違いました… そういう曲があったんですね?)

 

 

ミュージカルという作りになっているのが、なかなか面白かったですね~ セリフも、音楽に合わせて語られたり(歌われたり?)、もちろん、エルトン・ジョンの歌として、彼が歌う場面で彼の曲を聴くことができたり、なかなか充実した音楽映画になってました… ただ、映画として、「ボヘミアン・ラプソディ」と比較してしまう自分もいたりして、そういう目で見ちゃうと、若干不満な点もありました…(あまりにも特別な人で、感情移入できない部分が多いんですよね)

 

誰からも愛されなかった少年レジナルド・ドワイト(彼の本名ですね)が、音楽の才能にだけは恵まれていて、生涯「エルトン・ジョン」として、エルトン・ジョンを演じるという運命になるわけなんだけど…

 

まったくの別人格って感じで、本当に大変だったと思いますね~ かなり苦しかったことと想像できます… 奇抜な衣装を着て、変な眼鏡を装着して、ピアノの前に座るとスイッチが入るんでしょうね… 歌も、本人としてはもう少し綺麗な曲が好きなんじゃないかと思えるんだけど、激しいロックになってしまったり…(盛り上げてなんぼって感じ) ま、あまり詳しくないので、これ以上は語れないんだけど…

 

今回一番ビックリしたのは、彼を演じているタロン・エガートンがめちゃくちゃ歌が上手だったことですね~ かなり厳しいヴォイス・トレーニングをして撮影に臨んだみたいですが… 彼の歌声を通して、エルトン・ジョンの素晴らしさを知ることになったのも、なんだか不思議なことですね…

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

幾多の大ヒット曲を世に送り出し、5度のグラミー賞に輝く音楽界のカリスマ、エルトン・ジョンの半生を、豪華絢爛な映像美で描いたミュージカルファンタジー。『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンがハードなボイストレーニングを経て、吹替なしで劇中曲を熱唱。エルトン・ジョン自身も製作として参加し、数々の名曲を提供している。

 

 

しかし、あれだけ音楽の才能に溢れていて、こんなにも売れて(大人気になって)、そうなると、酒や薬物に溺れてしまって、人間として間違った道を行ってしまう… なんか、伝記映画あるあるって感じですよね… 自分管理って、本当に難しいことなのかもしれません… ま、だからこそ、こんなふうに映画になるような人なんだろうと思いますが…

 

かなり、凄い人生、凄い映画だったとは思います… 個人的には、ミュージカル好きなんで、今回のような映画はかなりお気に入りですが、これに関しては苦手意識が強い人もいると思うので、苦手な人は要注意だと思います… エルトン・ジョンをよく知らない人は、見て損はないと思います…