本当に懐かしい作品… ナンノ版実写映画もよかったと思うけど、やはり、個人的にはアニメ版が好きかな？ はいからさんこと花村紅緒、好きだったんですよね～ 映画「ひまわり」に、なんかソックリな話だったな～という記憶はあるんだけど、実はラストのこと、あまりよく覚えてない…（もしかして、どんな結末だったのか、最後まで見てないのかも）
ということで、映画「劇場版 はいからさんが通る 後編～花の東京大ロマン～」を、ようやくDVDで見ました…（秋田の方では、上映が無かったモノで…） ちなみに、前編はこんな感じにまとめてます…
ということで、いよいよ後編（完結編？）の鑑賞です… 花村紅緒は、伊集院少尉を見つけ出すことができるのか？ いったい誰と結婚式を挙げるのか？ 注目POINTはこの二つですね～
見終えて一言、「いやあ～、早見沙織さんの声、結構好きなんですよね～」 結局、最終的には、声優さんの声に惚れちゃうPOINTがあるんだけど… DVDで舞台挨拶の様子も付録に付いているからかなあ？ 早見沙織さんイコール花村紅緒という、完全に同じ人間のように感じちゃうんですよね～ もう、そのものって感じ… 結構、好きな声優さんの一人、性格もスゴく良さそう… お人柄に惹かれちゃうって感じ… その人柄の良さが、花村紅緒の良さに繋がっているんです… こうやって見ちゃうと、昔見ていたアニメの声はどんなだっけな～って、いろいろ思い出そうとするんだけど、完全に今では早見沙織さんのイメージになってしまいました…
とにかく後編は、出てくる人たち、みんないい人過ぎる… 人の気持ちばっかり優先させちゃって、自分の気持ちは最後までしまったまま、あるいは、気を遣って譲ってしまう… そんな人ばかりなんですよね～ 花村紅緒も、結構お転婆で、大酒飲みで、いい加減なところがあるのに、恋する彼女は、あまりにも純粋で、いい子過ぎるんですよね～ そして、伊集院少尉も、まったく同じ… あまりにも似すぎていて、うまくいかない恋だったのかも… そして、あのイケメン編集長・青江冬星も、おんなじです… ３人が、あまりにもいい人過ぎる… これは涙なしでは見られないヤツでしたね～
ぴあ映画生活の作品解説より
テレビアニメや実写映画などメディアミックス展開してきた大和和紀の同名漫画を基にした劇場版アニメ。『…前編 ～紅緒、花の17歳～』に続く後編となり、少尉との別れを経て自立した女性へと成長した紅緒の恋と運命が描かれる。監督を務めたのは、『打ち上げ花火、下から見るか横から見るか』で助監督を担当した気鋭アニメ演出家、城所聖明。
前編の、これこそ大正時代（大正デモクラシー？）という雰囲気は、もうなくなってしまっていて、作品自体の雰囲気は、ギャグも含めて、完全に昭和という映画でしたね～ もうすぐ「令和」という新しい時代だというのに…
個人的には、映画「ひまわり」のような再会があり、映画「卒業」のような恋の展開があり、関東大震災からの復興というモノものあり、贅沢な映画になっていました…（何でもありって感じも） 紅緒さんが、あまりにもいい女になってしまって、ハチャメチャな感じが少なくなっているのは、ちょっと残念だったかな？（酔っ払い姿は何度も見られましたが…）
原作やアニメ版でも、震災のシーンはあったのかな？ あまり記憶が無かったので、やはり、昔は最後まで見てなかったのかもしれません… ということで、最後まで見られて嬉しかった… やっぱ、その感想が一番になるかな？