こういう映画と、たまたま出会っちゃうから、映画見るの辞められないんですよね～ 今回の出会いは、「DMM.com」です… 映画をたくさん見るようになって、ブログも書くようになって、一番最初に始めたのは、一ヶ月に８本送られてくるというシステムのレンタルです… DMM.comさんに入ったり、TSUTAYA DISCUSに入ったり、GEOレンタルに入ったり、いろいろやってみましたが、最近はDMM.comさんに落ち着いちゃってます…
なんか、いい映画ないかなあ～って、作品紹介のページを探していて、思わず「レンタルリクエスト」のボタンをクリックしちゃった作品なんです… 映画「ごっこ」、千原ジュニアさんと小さな可愛らしい女の子が映っているポスターを見ただけでレンタル。監督が誰？なんてのもまったく見ずに借りてしまったのですが、映画「ユリゴコロ」の熊澤尚人監督でした… 千原ジュニアさんが主演の作品だから、若干不安だったのですが、これならある程度は期待できそう？
これね～ かなりの問題作だと思います… ただ、なんか好みの作品でした…
見終えて、ボロボロ泣けましたね～ 千原ジュニアさんが、ま、ハッキリ言って、仕事もしてないクズ男なんだけど、ある日をきっかけに、女の子を預かって、っていうか、もらってきちゃってパパになっちゃうという、映画の題名に絡めて言うとすれば、「家族ごっこ」を始めちゃう物語なんです… 感覚としては、捨てられてた子猫を見てるウチに、そのままにしておけなくなってもらってきちゃった… そんな感じですかね～
本物の家族には相手にされてなかったのか、虐待でもされていたのか、千原ジュニアのことを「パパやん」といってなついてくる平尾菜々花ちゃんが、なかなか演技派なんですよね～ 最近の子役は、とにかく演技が上手ですよね～ いやあ～、しかも、ただ可愛いって子でなく、なんか魅力あるんだよね～ 大人しそうなときと、気が強そうなときと、可愛らしいときの差もあるし… 大きくなったら、清水富美加さんになったのにはビックリ…（あれ？ これ、いつの映画？ 公開は、２０１８年なんだけど、映画が作られたのは、２０１７年らしいです）
ただ、ある出会いから始まった「家族ごっこ」というか「親子ごっこ」だったので、必ず終わりが来ることは目に見えてますよね～ ようやく、本物の親子みたいになれそうなところまできたのに、その後の衝撃的な展開に、がく～んと落とされちゃいます… でも、最後にはボロ泣きの展開にもってくるわけですから、原作の良さ・監督の手腕なんでしょうね～ いい話だったと思うし、千原ジュニアにはやられちゃったなあ～ いい「パパやん」だったと思います… できれば、この後も幸せになって欲しい…
共演している優香さん演ずる、ミニスカポリス？婦警さん？も、なかなか素敵でしたよ～ 優香さん、素敵な女性ですよね？ なんか応援したくなるんです…
ぴあ映画生活の作品解説より
小路啓之の同名漫画を映画化したユニークなヒューマンドラマ。人に言えない秘密を抱えるとある親子の関係を、時に温かく、時にスリリングに描く。『ユリゴコロ』も賞賛された熊澤尚人が監督を務め、異形の家族愛の物語を演出。千原ジュニアが、狂気を秘めた父親役を怪演するほか、平尾菜々花、優香、秋野太作、中野英雄、石橋蓮司らが出演する。
かなりの問題作だとは思いますが、千原ジュニアさんのことも、平尾菜々花ちゃんのことも、そして、優香さんのことも、なんか応援したくなるというか、守ってあげたくなる、そんな映画です…
けして、演技がうまいとか、そんなことは言えませんけど、パパやん役の千原ジュニアさん、なかなか良かったと思いますよ～ 菜々花ちゃんの成長も、楽しみです！
さて、「家族ごっこ」「親子ごっこ」を始めた二人は、本物の家族になれるんでしょうか？ 衝撃の結末です… 号泣必至ですよ～