たった30年前の話だなんて信じられない… 映画「1987、ある闘いの真実」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

この映画のことを知ったのは、秋田県大館市にある映画館「御成座」で上映があったから… あれ、ちょっと珍しい映画やってるな?(韓国映画の上映自体が、かなり珍しい…)と思って、実はちょっと調べてみた… 御成座での上映だから、もしかしたら過去の名作かと思っていたんだけど、新しい作品でしたね~(公開は、2018年の9月でした…) こういう新しい映画を、しかも韓国映画を、御成座で上映?(ちょっとビックリしていたのでした…)

 

さすがに、大館までは遠くて行けなかったんだけど、ようやく、DVDで鑑賞することができました… これがまた、見てビックリの映画なんです… 去年、自分の外国映画の中でも、かなり上位にランクインした韓国映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」と同じくらいの満足度… いやあ~、スゴかったな~ こういうのを社会派ドラマっていうのかな? こんな事件が、たった30年前の話だかと思うと、ビックリですよね~ ま、日本も、こういう時代を経て、成長してきたのでしょうけど…

 

 

まさに、こういうのを「時代のうねり」って言うんでしょうね? たった一人の大学生の死が、これだけの運動に変わっていくんですからね~ 

 

時代は、今からたった約30年前の話です… つい最近のことですよね~ 舞台は、軍事政権下の韓国です… 若い命が亡くなりました… 警察による、取調中の拷問死なんですよね~(まさに、拷問殺人ってヤツです…) 拷問などまったくなかったと認めない警察と、マスコミの対決が、最高に熱いです… マスコミの本気の力というのを、まざまざと見せつけられた、そんな感じです… 隠蔽しようとする側が、あまりにも憎たらしいので、見ている我々も、かなり熱くなってきます… そういう意味でも、かなり満足度ランキングが高い作品だと言うことが、よくわかります!

 

終いには、国家VS国民という形になってくるのかな? この事件がきっかけに、民主化運動に発展していく韓国が、そのまんま描かれている作品です… なんと言っても、韓国映画です!(笑) とにかく熱いんですよね~ キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、ソル・ギョング、カン・ドンウォン… 韓国映画と言えばというような、ビッグネームが並んでますよね~ この名前をずら~っと書き出すだけで、なんか見応え有りそうな映画だと言うことがわかります…

 

今回のヒロイン、キム・テリさん可愛かったよね~ え? あの映画「お嬢さん」でデビューした子なの? 同じ子には思えないな~ これから、どんどんメジャーな女優さんになってくるんじゃないかな?

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『ファイ 悪魔に育てられた少年』のチャン・ジュナン監督が実話を基に作り上げた歴史ドラマ。舞台は1987年、軍事政権下の韓国、ひとりの大学生の死をきっかけに民主化への動きが加速した韓国社会の時代のうねりを描く。キム・ユンソクとハ・ジョンウが『哀しき獣』以来の競演を果たすほか、カン・ドンウォン、ソル・ギョングらが出演する。

 

 

いやあ~、韓国映画、やっぱおそるべしですね! 1本の映画が、とにかく見応え有りますよね~ 今回、事情により、日本語吹き替え版でのDVD鑑賞になってしまったんだけど、韓国語で喋る様子を聞くと、もっともっと迫力があるというか、熱があるモノに聞こえてきますよね~

 

なかなか、素晴らしい作品だったと思います! 映画「タクシー運転手~約束は海を越えて~」に近い満足度があると思いますよ~ オススメです!