今年の第1位は、これでほぼ決まりなんじゃないかなあ? 映画「グリーンブック」 | すがちゅあ~んのブログ

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1週間前の授賞式が、かなり追い風というか、よいPR効果になっているのではないかな? 今年度のアカデミー賞作品賞を受賞した映画「グリーンブック」、満席に近い状態での鑑賞になりました…

 

個人的にも、この映画の情報を知ってからは、そして、予告編を見て以来、早く見たくてたまらないという状態での鑑賞でした… アカデミー賞ノミネート、作品賞・脚本賞受賞、マハーシャラ・アリの助演男優賞受賞というのも、気になってはいたのですが…

 

これ、本当に素敵な映画でした… けして、派手ではない、無理矢理笑わせようとはしてないのに、会場内のあちらこちらから、笑い声が聞こえてくるし、ウルウルしちゃってる雰囲気も伝わってきます… 見終えて、「あ~、いい映画見たな~」という満足感でいっぱいになりました… もう、2019年の外国映画お気に入りベスト10の第1位、ほぼ確定なんじゃないかと思っております…

 

 

脚本が、ホント見事でしたね~ 一つ一つのセリフで、ウルッときたり、クスッと笑えたり… そして、総合的に、笑って泣ける、素敵な作品に仕上がっているんですよね! そして、なんと言っても、人種差別ですかね? 2年目くらいの映画「ドリーム」でも、似たような感想をもったのですが、あまりにもヒドい差別ですよね~ しかも今回は、人種差別がヒドい南部での話… 完全に主役のはずのピアニスト役のマハーシャラ・アリの扱い、ヒドすぎでした…

 

ヒドい扱いを受けているマハーシャラ・アリですが、彼はホントよかったですね~ こういう演技をすると、助演男優賞が獲れるんだなって感じがしてます… ピアニストとしての腕の良さはもちろんですが、金持ちとしての振る舞い、逆に言えば、世の中のことをよく知らないおぼっちゃまのような雰囲気まで、最高でしたね~ 最後の最後まで、魅力的なキャラだったと思います…

 

そして、今作の主演ヴィゴ・モーテンセン、彼にも主演男優賞獲らせたかった気もありますが、ま、それは仕方ないですかね… でも、彼がそこにいたからこそ、マハーシャラ・アリも光ることになっただろうし、そういう二人だったからこその映画になっていると思います… 彼の奥さんとのくだり、最高だったな~(手紙がバレバレだったの、笑えました…) 何で彼が運転手に採用されたんだろ?と、ずっと不思議だったんだけど、終わってみれば彼しかいなかったですね。奥さん役のリンダ・カーデリーニも、スゴくよかったですよね~

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』などを手がけてきた、ピーター・ファレリー監督による人間ドラマ。人種差別が残る1962年のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストと白人運転手という正反対のふたりが繰り広げる旅を描く。『ムーンライト』のマハーシャラ・アリ、『イースタン・プロミス』のヴィゴ・モーテンセンが共演した。

 

 

「グリーンブック」については、今回初めて知りました… 1966年くらいまではあったみたいですね~ ある意味、人種差別の象徴みたいな感じ? しかし、「グリーン」って、なんか人種差別を表す言葉みたいなのかなあ? 「グリーン・マイル」なんていう映画もあったけど…(ただ今回は、グリーンって人が作った本だからなのかな? ちょっとよくわからない…)

 

また今年も、こんな感じで素敵な映画に出会うことができました… これから、100本近く(以上?)の映画を見ることになると思いますが、第1位間違いなしって言ってもいいくらい、そんな映画だと思います… これ、たくさんの人に見てもらって、いろんなことを感じて欲しいですね~