「警察じゃけぇ、何をしてもええんじゃ!」 役所広司主演 映画「孤狼の血」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

この映画も、ある意味、2018年を代表する日本映画の一つなのではないでしょうか? 映画ブロガーさんたちの評判があまりにも良かったので、この手の映画は基本的には好まないわたしですが、とうとう見ちゃいましたよ~ 役所広司、そして、松坂桃李が主演の映画「孤狼の血」でございます!

 

これって、ジャンル的には、任侠映画? ヤクザ映画? 極道映画? どうなんでしょ? ただ、ヤクザ同士の抗争といった感じではなく、ヤクザみたいな刑事と本物の極道のプライドをかけた戦いが描かれている映画になっています… いやあ~、とにかく役所広司がスゴいですよね~ 型破りな刑事、まさにヤクザみたいな刑事でした… 手段を選ばない捜査方法に関しては、誰からも理解されない感じなんだけど、物語が進むウチに、彼の存在はかなり大切なモノになっていきます…

 

そして、そんな役所さんとは対比的に描かれているのが、とにかく真っ直ぐな男、松坂桃李です… 彼の成長が、この物語のキモになってくるわけです… 彼がぶちキレる姿、なかなかいいと思います…

 

 

昭和63年、暴力団対策法成立直前という時代背景があるからこその映画かもしれません… ま、こんな法律が制定されたからどうなんだろうという気もありますが、やはり時代としては、昭和最後の大事件みたいな感じになっているのかな?

 

広島ならではの言葉、広島弁が全編通して聞こえてくる…(広島の架空の都市が物語の舞台なので) もしかしたら、この映画の中に一番必要なアイテムだったかもしれません… 広島じぇけ、面白い映画になったのかも…

 

最後の最後まで報復合戦が続く、恐ろしい展開になるんだけど… 暴力には暴力、これって、終わることのない問題なのかもしれません… けして、終わることのない話なのかも…

 

日本の素晴らしい役者さんが勢揃いして、この暴力的な世界を我々に見せてくれます… 真木よう子、阿部純子といった素敵な女優さんも印象的… 暴力映画には、なぜかエロスもセットにして描かれること多いんだけど、今回はエロスは控えめだったかな? 俳優陣は、あまり詳しくは書きませんが、日本映画の顔みたいな人、いっぱい出てますよね~ 彼らの演技合戦を見るのも、面白いですね~

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石和彌監督が、柚月裕子の同名小説を映画化した人間ドラマ。暴力団対策法成立直前の昭和63年、広島の架空の街を舞台に、ヤクザとの癒着が噂される型破りな刑事と極道とのプライドをかけた闘いを描く。役所広司、松坂桃李をはじめとする豪華キャスト陣が、暴力とエロスが渦巻く過激な人間模様を体現する。

 

 

あまりうまくまとめられなかった… 書き始めて、何度も挫折して(途中で寝ちゃったりして)、こんな夜遅い時間になってしまった…

 

日本アカデミー賞にも、たくさんノミネートされているみたいだし、興味のある人には、見ておいて損はない作品だと思います… なかなか面白いと思います…(かなり、過激ですけどね~)