またまた、かなりヤバい映画に出会ってしまいました… まさに、史上最低クラスのトラウマ映画とでも言えばいいかな? 山田杏奈という、とっても可愛らしい女優さん見たさに、レンタルしてきたものの、あまりの酷さに、声を失ってしまいました…
途中まではですね、結構、面白く見られたんですよ… 壮絶なイジメに遭っている主人公・山田杏奈ちゃんが、あまりにも可愛らしかったので、彼女の復讐に関しても、「やれやれ~」とかなり応援していたくらいだったんです… ま、でも、ちょっとやり過ぎだろうと思っていたんだけどね…
と言うことで、映画「ミスミソウ」でございます… ミスミソウは、漢字で書くと三角草、冬の間はじっと雪の中にいて、春になると雪の下から顔を出す、健気な花なんですよね~ 花言葉は、「はにかみや」らしいです…(かなり可愛らしい) 雪割草という名前で知られてる花のことです… 壮絶なイジメに遭っても、じっとガマンしている山田杏奈さんのことを例えてる感じなのかな? この素敵な、可愛らしい題名と、映画のギャップがハンパないのでございます…(笑)
とにかく、映画冒頭から、女子高生達の壮絶なイジメが始まります… ただ、ドラマの中ではよく見られる普通の学校にもよくある景色なのかもしれません… どこの世にもあるヤツ程度に見ていたのですが、ま、それにしても酷すぎるよな~って感じだったのですが…
まさか、あの可愛らしさで、復讐を始める、殺人鬼?になるとは、思ってなかったですね… 何しろ、イジメの度が過ぎて、家族を焼き殺されてしまったという異常な事件があったからですよね… その復讐で、華麗に殺しを始めちゃう山田杏奈さん、かなりやりきっております…(迫力あります!)
ここまで詳しく語りたくはなかったんだけど、この映画はあまり見て欲しくなくって、ネタバレ気味に書いております… 最後の最後まで、あまり救いのない映画だったかな?と思っています… 怖い物見たさとか、この手の映画が好きでたまらないというマニアの人にはオススメなのかな?(たぶん、こういうの好きな人って意外に多い?)
ぴあ映画生活の作品解説より
人気漫画家・押切蓮介の代表作を、『ライチ☆光クラブ』の内藤瑛亮監督が実写映画化した愛憎サスペンス。壮絶ないじめや家族の死に直面し絶望に陥ったヒロインを主人公に、さまざまなトラウマを抱えた人々の感情が錯綜するさまを描く。ドラマやCMで活躍中の山田杏奈が映画初主演を務め、『渇き。』『ソロモンの偽証 前・後篇』の清水尋也が共演。
しっかし、清水尋也くんだっけ? 彼は、この手のドラマによく出てますよね~ 青春映画に必ず出てくる「悪」の役と言えば彼?って感じになってる… 今回は、いい人役なのかな?と思っていたんだけど、彼の豹変も見どころの一つかな?
名前の知らない若手俳優、若手の可愛らしい女優さんがたくさん出てきてます… いじめる側も、いじめられる側も、かなり覚悟を決めて演技をしていたのではないかと思います… そういう意味では、彼女らの頑張りは見て欲しい気もするんだけど、内容が内容だけに、あまりオススメはできないかな? とにかく、見るとトラウマになってしまいますからね~