結婚初夜、こんなにうまくいかないものだっけ? 映画「追想」は重すぎる… | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

映画館に貼られているシアーシャ・ローナンのポスターを見て、これはどんだけ感動作なのかと期待度はガンガン上がっておりました… 「ブルックリン」「レディ・バード」と来ているアカデミー賞ノミネートまでされる素敵な女優さんですしね~ ハズレることはないだろうと思っていました…

 

映画「追想」です! 実は、いろんな方のブログを目にしてましたので、ある程度覚悟はしていったのですが、まったく想定外な物語でした… これ、普通だったら、高校生の青春ラブストーリーなんかで描かれる題材、完全に面白おかしく描かれる、いわゆるラブコメと呼ばれるジャンルの映画ですよね?

 

 

いわゆる、お坊ちゃまとお嬢様の恋なんですよね? 恋愛指南書を熟読しないと、マニュアルがないとそれ以上のことは何も考えられない二人の物語… ある意味、お似合いというか、二人ともそんな人種だったので、こんな重い映画になってしまった、いまだかつてこんなテーマでシリアスに描かれた映画なんて、あるもんなんでしょうか? 普通なら、会場内が爆笑とか、クスクス笑っちゃうタイプの映画になるはずなんだろうけどね…

 

結婚した二人… とにかく、今までいろいろとガマンしてきて、とにかくエッチがしたい旦那さん(ビリー・ハウル)と、旦那さんを心から愛しているんだけど、初めてのエッチが不安でしょうがない奥さん(シアーシャ・ローナン)のすれ違い・空回りが、見ていて「お見事」でした…(笑)

 

結婚初夜までが、こんなに長くて、こんなに重苦しいものだったと、初めて知りました…(ま、かなり緊張することはよくわかりますが…) 今どきの若者に、こんな話あるかな? あまりにも現実離れしてるんじゃないかと心配になるくらい… 映画を見てる人、ほとんどがご高齢の方々でしたが、この映画、若者が見たらどんな感想をもつのか、かなり気になるところです…(もしかしたら、現代の若者の方が草食系なんで、こんな話が実際にあるのかも…と、心配にもなったりして)

 

 

ぴあ映画生活の作品解説より

『ブルックリン』『レディ・バード』など、天才女優としてアカデミー賞の常連になっているシアーシャ・ローナンが、出世作『つぐない』の原作者イアン・マキューアンのベストセラー小説を基にした映画に主演。気まずい失敗となった“初夜“に人生を左右される若いカップルの姿を通じて、大人になる瞬間の儚さと美しさを切り取ったラブストーリー。

 

 

こんな形で、一生忘れられない恋をしてしまった二人… 見ている方がつらくてしょうがなかった… あんな結末、まったくの想定外でした… 普通なら、何度か失敗しちゃって、それでも感動の「合体」みたいなパターンになるのかと思うのですが… まさかまさかでした…

 

初めての夜が、こんな形で終わっちゃうとは… ホントに悲しい話で見ていて辛すぎです… あ、ちなみに、シアーシャ・ローナンという女優さん、今回が一番可愛らしかった気もします…