2012年公開のリドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」、当時はかなり話題になった作品だったと思います… 正直な話、『人種の起源』みたいな言葉がポスターなんかに書かれていて、どんな話なんだろ?と期待して映画館に行ったんだけど、「あれ?これってエイリアンじゃないの?」「エイリアン0(ゼロ)だよね~」という声が大きかったですよね…
そして今回の作品は、しっかり「エイリアン」と文字の入った映画になりました… 監督自身が作った「エイリアン」と「プロメテウス」を繋ぐ、新しいシリーズのようですね? 「エイリアン」の前日彈、「プロメテウス」の続編ってところでしょうか?
ポスターを見て、てっきり主演女優は「プロメテウス」のノオミ・ラパスかと思ってましたが、別の女優さん(キャサリン・ウォーターストン)だったんですね? 映画が始まってから、ようやく気づきました…(雰囲気がちょっと似ているような…)
「プロメテウス」として見ると、なんだか不満がいっぱいだったのに、「エイリアン」として見ると、なんだか満足感でいっぱいになったのは、なんか不思議な現象です… また、あのシリーズ、あの興奮が戻ってきたって感じです…(気持ち悪いんだけど、「エイリアン」シリーズは、結構夢中になって見てますね~)
ゾンビ映画のような絶望感… あ~、もうダメだ~ なんともできない~ 人間は全滅か~? みんなやられちゃうのか~? まわりにいる屈強な男性陣がみんなやられちゃって、か弱い女の子が最後に残って、エイリアンとの最終対決… ま、そんなパターンが想像できるシリーズですよね~ 今回がどうだったかは、言えませんけどね…(笑)
主役のキャサリン・ウォーターストンが、最初は弱々しい見た目だったので、まったく主役感がなかったんだけど、途中からは「いい顔」になっていくのが良かったですね~ 「プロメテウス」に続くマイケル・ファスベンダーの存在感も、この作品の魅力の一つになったかもしれませんね…(生身の人間では厳しいモノがありますから…)
ぴあ映画生活の作品解説より
SFスリラーの金字塔として名高い『エイリアン』1作目を世に送り出したリドリー・スコット監督の最新作は、自作『プロメテウス』と『エイリアン』の間を繋ぐオリジナルストーリー。人類の植民地を探す宇宙船がたどり着いた“楽園のような星“で遭遇した恐怖とは? 『プロメテウス』でアンドロイドを演じたマイケル・ファスベンダーも再登場。
ラスト、想像以上の衝撃がありました… これ、次回作も相当期待しちゃいますよね~ いったい、どうなるんだろ? 最近流行の、ラストが次回作へのコマーシャルっぽくなってるパターンです…
人類の移住計画は成功するのか? コヴェナント号のこれからは? 若干のマンネリ感はありますが、やっぱ楽しみです… 結局、劇場に足を運んでしまうパターンですね…