その後、「映画を作ることでふるさとの人たちの心を支えられないか」と映画製作を再開。地元・桑折町の人たちも映画製作スタッフに加わり、500人もの町民や浪江町から仮設住宅に避難されている方々までがエキストラとして参加し、2014年に公開されたみたいですね。
思わぬ形で、震災後の福島を描く映画になってしまった映画「物置のピアノ」ですが、これ、今では朝ドラ女優さんになってしまった芳根京子ちゃんの映画デビューにして初主演の作品のようです… とても初々しいというか、ホントに可愛らしい芳根京子ちゃんが見られます…
この映画、芳根京子ちゃんを見る目的でもいいですし、音楽映画として見てもいいですし、夢に向かって一歩踏み出す青春映画・家族の物語として見てもいいかと思われます…
また、震災後の福島の現状を見てほしい、復興を願ってほしいという映画にもなってます! 地味な日本映画かもしれませんが、いい作品だったと思います… 地元の方々が多数参加して、元気な姿を見せてくれるのも、この映画ならではという感じです…
芳根京子ちゃんは、小さい頃に弟をなくしてしまい、夢半ばでピアノを弾くことを諦めてしまった姉に遠慮しているのか、物置にこもっていつも一人でピアノを弾いているという地味な女の子の役です。ちょっと派手でみんな尾人気者の姉と比べちゃう自分もいたり、大好きなおじいちゃんのために桃農家を継ぐべきかという悩みもあります…
そして物語としては、仮設住宅に避難してきている方々に、自分たちの演奏を聴かせて癒やしてあげようとする吹奏楽部の物語でもあります… ちょっとした恋の物語もあったり、結構、盛りだくさんな内容だと思います… 基本的には、家族の物語だと思いますが…
ぴあ映画生活の作品解説より
ピアニストになる夢を抱く女子高生が、姉との衝突や思春期ならではの悩みを通して成長していく姿を東日本大震災後の福島の桃農家を舞台に描いたドラマ。2010年に製作を開始するも震災を受けて一時中断。その後、地元の人々と団結して製作が再開された本作は、風評被害に揺れる桃農家の実情も映し出す。監督は本作がデビューとなる似内千晶。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170709/21/sugachan311/6b/41/j/t02200147_0640042713978865920.jpg?caw=800)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170709/21/sugachan311/f6/d4/j/t02200147_0640042713978865925.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170709/21/sugachan311/cf/3e/j/t02200147_0640042713978865926.jpg?caw=800)
この手の映画を見ると、まだまだ震災後の本当の意味での復興って、進んでないんだろうな~と辛い気持ちになってしまいます… 「がんばれ、福島!」「みんなで食べよう、福島の桃!」という強い気持ちも出したくなりますね~ 福島の桃、本当に美味しいんですよ~
芳根京子ちゃんも、とっても可愛いですよね~ まさに「べっぴんさん」です!(いつも、これだ…) ピアノが特技だという芳根京子ちゃんならではの役だったかもしれません…
YouTubeで、彼女がピアノの発表会でピアノを演奏する姿を見つけちゃいました… とても上手でビックリ… かなり本格的でしたよ~ お時間がありましたら、こちらもどうぞ!