めったに口にすることないウィスキーですが、この映画見ちゃうと、なんだか飲みたくなってくるよね～って話。みなさん「天使の分け前（天使の取り分）」って知ってましたか？
「天使の分け前（天使の取り分）」というのは、製造過程で熟成を要する酒類（ワイン・ブランデー・ウィスキー）において、熟成中に水分やアルコール分が蒸発して、２％くらい製造量が目減りすること、なんだそうです！ 蒸発した２％だけ、毎年天使ちゃんのものになっているということですね～（天使ちゃん、酔っ払いそう… ん？ 酔いどれ天使って、ここから？）
と、余談はここまでにして… ケン・ローチ監督特集２日目です！ 巷でちょっと話題の映画「天使の分け前」を見てきました！ ２０１２年のカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞している作品です！ 傑作との声が多かったので、楽しみにしてました…
個人的には、ボロ泣き感動映画なのかな？って思っていたんだけど、物語の方向としては、感動と言うよりは痛快って感じの映画でしょうか？ ちょっとコメディっぽいテイストもあります…
「どうしようもないヤツ」と世の中から見放されていた男が、子どもが生まれたことをきっかけに、人生をやり直さなくっちゃ！と改心しようと思ったところまでは、感動話なのかと思ったんだけど…
映画.comの解説より
ケンカの絶えない人生を送るロビーは、恋人レオニーや生まれてくる赤ちゃんのために人生を立て直そうとするが、なかなかまともな職に就けず、またもトラブルを起こしてしまう。服役の代わりに社会奉仕活動を命じられ、そこで3人の仲間と出会ったロビーは、奉仕活動指導者でウイスキー愛好家のハリーからスコッチウイスキーの奥深さを教わり、テイスティングの才能が開花。仲間とともに1樽100万ポンド以上する高級ウイスキーに人生の大逆転をかける。
４人が写っているポスターを見て、去年見た「星の旅人たち」みたいな感動ストーリーを想像していた私でしたが、話はどんどんおかしな方向に… 人生をやり直そうと、マジメになろうとしたはずなのに、自分の能力を生かして「まさかの金儲け？」を目指す方向に？
人生の大逆転って、そういう方向？と、マジメな私はちょっとご不満モードに… あ、すみません、なんだかネタバレモードに突入してますね… 最後は… もう、秘密ですよ！ これは、見てのお楽しみということで…
社会派って言われているケン・ローチ監督にしては、しかも昨日紹介した映画と比べても、毛色が全然違う映画にはなってましたね～ これはこれで、充分楽しめる、素敵な映画にはなっていたと思います… 現在、公開している映画館もあると思いますので、要チェックですね～