この秋の一番の期待作、渡辺謙主演の映画「許されざる者」。 公開したら、すぐに見に行こうかと思っていたんだけど、何かと用事があって、まだ見れてません… ということで、一足先にオリジナル版を鑑賞。先日、BSで放送されていたものを録画しておいた、クリント・イーストウッド版の映画「許されざる者」、原題「Unforgiven」(1992)を見ました。
これが、クリント・イーストウッドなんだな~ これぞ、クリント・イーストウッドなんだな~って感じに見させていただきました… 映画放映後は、「ダーティーハリー」パート1からパート5の魅力を語るという番組もあり、彼の魅力を再確認させていただきました…
「許されざる者」… なんか難しい日本語ですよね? けして、許されることはないヤツ? なのかな? 人殺しばっかりしている悪いヤツっていう意味なのだろうか?クリント・イーストウッドも、渡辺謙さんも相当な悪いやつってこと? 昔悪いヤツだったのに、改心して平穏に暮らしているのに、あるきっかけで、また結局悪いヤツになる? いろいろ、妄想しながらの鑑賞です…(リメイク版は、まだ見てないのですが)
ある方のブログを見たら、映画のテーマとしては、「憤怒による復讐、そして当然の報いとしての死」って書いてましたね… 理由はなんであれ、他人を傷つけたり殺したりしてしまった者は許されることはない… ふむふむ… なるほど…
この映画での悪者… 映画冒頭での娼婦殺害事件でのマイクは、トイレでやっつけられるし… 破天荒な保安官ダゲッド(ジーン・ハックマン)は相当な悪者でしたよね? 「地獄で待ってるぜ~」的な発言しながら、やられていったし…
賞金稼ぎのボブ(リチャード・ハリス)は、初めての殺人でビビっちゃったりして、結局最後は… う~ん… 彼らが、許されざる者? あ、ちなみに、ハリーポッターのダンブルドア校長だったのね、この人…
アカデミー賞作品賞に輝いたこの作品、監督・主演のクリント・イーストウッドは監督賞も受賞しているんですよね… 昔の悪人に戻るのか戻れるのかといった葛藤場面や、友人ネッド(モーガン・フリーマン)の復讐に燃えたウィリアム・マーニー(クリント・イーストウッド)の、非情な復讐劇(仇討ち)は、見どころいっぱいでしたね~
あ、でも、彼だけは「許されちゃった者」なのかな? この事件後は、子どもたちと一緒に幸せに暮らしたんですよね? う~ん…