朝鮮訪問記⑦ 世界の絶品!!
三日目の朝。明日は明け方出発予定…疲れは微塵もありません。
今日はピョンヤン市内を観覧し、昼食は待ちに待った玉流館冷麺…
革命歴史稜…植民地時代の抗日闘争の功労者を祭る。大城山の高いところにピョンヤン市内を一望できるようにと建設された。
対照的に京都にも護国神社という戦没者慰霊の社が東山にある。侵略者を祭るそれとは大きな違い…
玉流館冷麺(注;筆者は食べれませんでした。)
味が落ちたとか高麗ホテルのほうがおいしいとかささやかれますが、やっぱりここが最高!(だ、そうです ;_;)
デザートのアイス…
次に金策工業大学電子図書館。IDカードで管理され世界の様々な書物を閲覧できる。OSもオリジナルで開発。何よりも内装の綺麗なこと。科学技術重視という国家の姿勢がうかがえる。
全てがPC化…
次にマンギョンデ学生少年宮殿。 学生たちの課外活動の場。"子どもたちは国の王様"といことで
カヤグム演奏…
習字… "祖国統一"の文字が力強い。その横の"幸福"…
公演がおわり、海外旅行者らしき外国人や南の同胞、中国人たちが子どもたちに写真をせがむ。少したってもう時間といわんばかりに彼らを退場させる。
"あ。。。俺たちも、、写真..."
"大丈夫ですよ。ちゃんと準備してありますから…"
お金持ち旅行者たちを押しのけて、入り口で子どもたちが待機してくれていた…
何故ここまで。。。お金も何も無い青年たちに、何故ここまで…
私達が意識しようがしまいが、よく思おうが悪く思おうが…祖国は祖国でした…
朝鮮訪問記⑥ 思いがけない歓迎
テチョンからピョンヤンにもどり統一路市場へ。
東京ドーム半分の敷地面積に商品と人がごった返す。すごい熱気だった。
本来は食料の流通が目的でその呼び名も"農業市場"だった。しかし食糧の配給がほぼ正常化し今は地域ごとに生活品などを取引する"地域市場"と呼ばれている。
すでに童心に戻れないおぢさんたち…
その後ケソン中学校へ。無理にお願いした訪問なのでさらっと終わるかなと思ったが…
このケソン中学校は世界柔道王者のケスニ選手の母校
学生たちと先生方による公演をみせてもらった
学生たちと歓談。彼らに私達が来ることを聞いたのかと聞くとその日の朝だった。しかし子どもたちは私達が日本で弾圧をうけながら戦っている人たちということは以前から知っていたという。今日の朝聞いて総出で歓迎してくれて、公演までしてくれる。。。
少しでも足しにと学用品やボールを寄贈…
元気にたくましく学んでください
焼酎で乾杯!
ハワンオン。。。非常に警戒心の強い動物で後ろに地方の人がいるので表情が固い
統一市場で犬の解体を見ていなければおいしくいただけたはずなのに…
体がカッカして汗が吹き出る。。。補身湯の名のとおりでした。。。
『うぃーではん きんかんいるとんじるる ちゅもはみょ…』
朝鮮訪問記⑤ 朝鮮の青春
三日目の朝…
初日目の旅の疲れ…
二日目のハードスケジュール…
今日は巨大水力発電所のテチョン発電所行く。
朝鮮の北西に位置しバスで片道2時間。
千里馬の銅像…
今の朝鮮の姿をあらわすかのごとく、いままさに飛び上がろうとしている。
長旅で疲れているにもかかわらず…
みんな元気!!
本当に祖国というものは、何か不思議なパワーをくれる。
ここでも出てきた幼い木々。地球温暖化が地球規模の問題となっている今、この木々が大きくなるころには祖国は統一されているであろうし、世界的にCO2の排出が少ない朝鮮で全国規模の森林が出来れば、統一朝鮮の開発はなんら足かせをされることなく進められるだろう。南の大企業の生唾の音が聞こえてきそうだ…
"故郷の春"に出てきそうな風景。素朴な家々の周りにいろんな花木が。。。
発電所到着!総出力43万KW!!
第4号発電所
コンピュータで制御されている
建設した青年突撃隊と交流。一番つらかったのは冬に堤防を築くため川の中に入っていったこと。夏にすれば…。半年も遅らせられないほど着工当時、電力事情が緊張していたし、また全てを前倒しで建設するために出来ることは全てする!それが朝鮮青年の心意気だそうだ。。。
建設の労をねぎらい国家からがたくさんの豚が支給された。彼らはそれを食べずに養豚施設をつくり畜産するとのこと。その施設建設の為に軍手を寄贈した(by左京支部)
またも目にした文化住宅郡!こんな田舎道まであるのかと本当にビックリした。今年は建設ラッシュ。本来建設ラッシュは土地価格の高騰を促し庶民には手が届かない。しかしここでは庶民のための建設ラッシュ。今年一年間で全国の住宅を更新するそうだ。
舗装されていない砂埃舞うあぜ道、でこぼこ道を往復四時間。体調を崩す人もいた。
私達が通ったこの道を、キムジョンイル総書記も通われたそうだ。
日本で報道されているように、贅沢三昧の独裁者がこのような道を通るであろうか…しかも極寒の雪が降る真冬に。
車窓から見える文化住宅郡も全国規模の森林育成事業も、日本では一切報道されない。『直接見る』ことの大事さを改めて痛感した。