先週より配布を始めました第58号です
わずか4ページではありますが、年に4回、お家に関する手作り情報誌をスタッフが手配りにてお届けしております
配布地区が決まっているのでもし、お届けして欲しい方がいらっしゃったらお電話またはこちらから
お申込みくださいね
さて、、私が配布している地区の中に、いつもお家の中から複数の猫が私のことを窓越しに覗いているお宅があります。
いつものトイレが玄関先に洗って干してあるのを見かけるのできちんとお世話されてるんだなぁと感心して見ておりました。
そして今日は、その飼い主さんK様と初めてお会いすることができました
「いつもありがとう。読ませて貰ってるけれど、お家の中に使えるお金はないのよ」
そう言いだされたk様でしたが「にゃんちゃんいらっしゃるんですよね」と話をしましたら・・いろいろと話してくださいました。
なんと今、9匹飼われているんだとか
しかも、、それは全部、野良猫だったらしいんですよ。
家に寄ってきては餌を食べるから中に入れてやって、避妊手術も連れて行ってあげるそうです。そして中に入れたらもう出さないそうです。
街なかに住んでると事故に遭うので。
そして最期まで面倒見てあげてお葬式もあげるそうです。
K様は近くで事故に遭った猫を知った時には引き取りに行って面倒見てあげたり、死んでしまっているときは行政を呼んであげたり・・
そんなK様のことを知ってか庭に子猫を置いて行く人までいるそうです。
そこまでされているK様には本当に頭が下がりました。
全部k様が負担されているのですから・・・
そんなK様を見かねて猫の里親の仲介をしてくださる団体が近くに
いらっしゃるそうです。
「あの子たち県外に引き取られたよ」とか「外人さんに引き取られたよ」と報告があるたび、よかったぁって思うそうです
そのK様もご高齢になり、これからは最後までの面倒は見きれないだろうから、これ以上は引き取らないようにと団体からも言われているとか
「偉いですね! なかなかできることではありません」と申したら
「当たり前のことをしてるだけやがね、飼ったら責任持たないとあかんしねー」と言われました。
本当に人間も猫も同じ命。見捨てられないという思いだと思います。
「野良猫には餌をあげるだけではない。増やさないということを
しなければいけないよね。」とおっしゃられていました。
ただ可愛いからということで飼って、増えたから捨てる、邪魔になったから捨てる
それはダメよね。
K様、「猫のためにお金を使ってるからお家には使えないの」
そう笑っていらっしゃいました。
こんな救世主のような方がいらっしゃること・・
ペットを飼うということの重大さ・・・
皆さんに知ってほしくて書きました。
by祥代