気がつけば、2週間も何も更新せずでした。
いやはや、年初めと年度末間近の1月、こんなに忙しいだなんて…
忙しさの原因の一つ。
ただいま私、
久方ぶりの受験勉強中!
何のかと言うと・・・
![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
年に一回、我が子の通う補習校が会場となり、
毎年2月に開催されるため、
長子ヨシオには10級から受けさせてきました。
コロナ禍で中止となった2021年に受験できなかった9級以外は、7級まで合格
しっかり頑張ってくれています
そんな頑張る我が子を見ていて、
母も頑張らねば…
と一念発起、この会場で受けられる一番上の級、2級を受験することにしました。
出題範囲は、2136字
レベルは、高校卒業、大学、一般程度
ということで、
大学まで一生懸命勉強して、
日本語教師をやってるくらい言葉への興味もあるし、
まぁいけるでしょ!
…と思いきや。
むっず
年末からコツコツ勉強しております
読みは大丈夫。
書き取りもまぁいける。
難関は四字熟語!
これ、一般常識?
( )に入るものを、後ろの選択肢(ひらがな)から選んで漢字に直して埋めます。
私は半分もわからなかったYO…
この問題集をやってて、
いろいろと感じることがあります。
まず第一が、
日本で生まれ育ち、大学まで出たのに、
書けない漢字、知らないがいっぱいで恥ずかしい
ということ。
この気持ちを味わって、これまで想像でしかなかった、
「日本のX年生」と比べられる海外育ちの子どもたちの苦しみがより具体的に想像でき、
心底えらい!と尊敬できるようになりました。
第二に、
外国育ちの子どもたちの漢字学習の難しさ。
海外の子たちに何が難しいと思ったかって、
私が漢検の勉強をしている時に総動員しているのが、
経験と語彙力
なんですよね。
たとえば、この書き取り問題で、私が「ん?」と悩んだのは、
14番の「コクビャク」
一般常識かもですが、私は、まず、
「ん?コクは告訴と関係があるのかな?」
と思いました。
それから、
「いや、裁判で争うんだから、きっと違うな…何だ何だ…」
と考えた後、「ビャク」と読める漢字を思い浮かべていたら気付きました。
ビャクは「白」かも!
ということは、
「白黒つけるんだな、きっと!」
というわけで、「コクビャク=黒白」
無事正解〜
それから、こちらの22番「ショウガイ部」
私が最初に思い浮かべたのは、学校の部活動。
「ショウガイ部って何する部活よ!?
障害、じゃないし、生涯、でもないだろうし…
ショウガイ部、ショウガイ部…」
そして、気がついた
そうか、これは学校じゃなくて、
「総務部」とか「人事部」とか、会社の部署のことやな!!
てことは、ショウガイ…ガイは外?
外と交渉する渉外部?
という感じで、なんとか正解に辿り着きましたが、
会社勤めの経験のない私には、耳馴染みのない渉外部でした
これ、社会経験のない子どもも私と似たようなものだし、
海外暮らしの子どもにとったらこんなことだらけなんだろうなぁ、と。
もっと小さいことだと、
「〜の疑いでソウサする」と出てくると、「踊る大捜査線」が横切るし(笑)
「シャフツする」と見ると「哺乳瓶の煮沸消毒」を思い出す(笑)
「トクメイで投書する」と見ると、「匿名希望」という字面を思います。
「大波が船をクツガエす」と見ると「テンプク、転覆」と関連語彙から思い出そうとする。
漢検勉強中、そんなことだらけでした。
親も漢検の勉強をすると、
もっと子どもの日本語学習に心から寄り添えるにちがいない!
と思う日々です。
さ、記憶力の衰えを痛感する日々だけど
現実に向き合って、あと2週間、がんばろ!