迷いと関節痛 | 須藤峻のブログ

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すどうしゅんによる、心の探究日誌。
生きることは不思議に満ちてる。自由に、自在に生きるための処方箋。


ここのとこ、ちょっと迷いがあった。
物事が思ったほど進まなかったので、
方向性が異なるのかなーとか、
実現に、向けた動き方が悪いのかとか、
いやいや、このままで良いのか…とか。

それと、ここのとこ、股関節に痛みがあって、
ヨガやり過ぎたのかなー、うまく身体使えてないなーと思ってた。

そんな中、ある人に、セッションを行った。
テーマは、「これから、どうやって生きていくか」。

転職する?
本当にやりたいことは?
そこに、進むプロセスは?
このままで、良いのか?

出てくるのは、そんな話。あらあら・・・僕の迷いと同じ匂いがするじゃない!
僕らは、夢中で語りあった。
話は、もちろん本質へ。
家族関係とトラウマ、その半生と、本当の自分…
僕は「自分の心の扉を開けていくこと」というメッセージを繰り返し伝えていた。

そして、このセッションを通じて、
僕は、自分の中の恐れを口にし、自覚する機会を得た。
同時に、自分の方向性について、ひとつの手応えを感じた。

すると、その帰り道、股関節の痛みが、ほとんどなくなってることに気がついて、
びっくりした。こんなに顕著なもんかねー!

僕らは、思考を「身体運用」を使って行っている。
僕らが考える時、実際に、行動するのと同じ様に、
脳内の”ミラーニューロン”というところで、「仮想的身体」が動かされ、
身体にも実際に信号が送られている。

歩いている人を見たり、イメージをすると、
このミラーニューロンの中でも、自分が「歩いている」。
即ち、イメージすること=身体に「動け」という信号を送っていること、なのだ。
簡単に書くと、こんな仕組みで、僕らの思考と身体は繋がっているらしい。
( 月本 洋:「日本人の脳には主語はいらない」に詳しい)

さて、僕の股関節に話を戻そう。
(皆さん、須藤の股関節自体には一切興味ないでしょうけど・・・
僕だって、そりゃ、できれば「肩」あたりで、話をしたかったですよ・・)

股関節の解剖学的な役割は、「身体の向かう方向性を決める」ということ。
だから、今回の僕に生じた股関節の痛みや違和感は、自分の迷いや、
心理的なブレーキによって、引き起こされたんだろうと思われる。

僕の表向きの心からは「進め!」という命令が強く発せられていた。
同時に、心の奥の恐れからは「進むな!」というさらに強い命令が送られていた。
ホントに行けるのか?このままで良いのか?方向が違うんではないのか?

この矛盾した命令が長期にわたって送られ続けた結果、強いストレスが溜まって、
間接の「痛み」という、シグナルが発っせられていたわけだ。

セッションを通じて、僕は自分の心理的なブレーキの存在を認め、
自分の恐れを認めることに、成功し、自分の進方向性を再確認できた(らしい)ので、
「進むな!」という命令が消失し、矛盾した状況が解消されたらしいのである。

うーむ、面白い。
だから、やめられないし、とまらない!

今日の学びは、身体に不調を感じたら、ひとつのサインとして耳を済ませること。
改めて、わかりやすく、教えてもらいました。