4泊5日で楽しんだ横浜観光の記録です。

 

 

Day 3 前半

 

まだ疲れが残っていたのでゆっくり朝寝をしたら、ブランチへ出発。

ホテルから徒歩数分の ありあけ本館 HARBOUR'S MOON というカフェに入りました。

 

 

11時からランチをやっていたので、ランチメニューを注文。

彼はエッグベネディクト。

 

 

私はナスとトマトのミートドリア、サラダ付き。

多過ぎず少な過ぎず、ちょうどよいボリュームのランチセットでした。

 

 

食事を終えたら散歩開始。

グーグルマップで周辺に何があるかチェックしてみると、象の鼻パーク という気になる名前が。

 

何かすごいもの(?)を勝手に期待してしまいましたが、出入口にある象の形の車止め以外には象らしきものはなく。

 

 

 

少し拍子抜けな感じもありましたが、散歩をするにはとても気持ち良い場所だったので満足。

そのまま海沿いの歩道を歩いていると、赤レンガ倉庫 に到着しました。

 

 

一時帰国の際にも来たことがある場所なので、特に目新しいわけではありませんが、せっかくなので中を一通り見て回ることにしました。

いろんなお店があるね~、と彼と話しながら赤レンガ倉庫を出たところで、ドッグランを発見!

 

 

小型犬、中型犬、大型犬用に3つのドッグランが設置されていました。

小型犬はみんな活発で、興奮気味に吠えたり、元気よく走り回っているワンちゃんが多数いました。

中型犬のワンちゃん達は我関せず的な態度の子が多く。

大型犬のドッグランは一番落ち着いていて、優雅に走り回りながら遊んでいました。

赤レンガ倉庫よりもドッグランの鑑賞(?)の方が楽しかったりして!

 

その後は、海上保安資料館 横浜館 に向かいました。

というのも、赤レンガ倉庫周辺を散歩している時から『北朝鮮工作船展示』という看板が見えて、彼も私もとてつもなく気になっていたのです。

 

館内に入って数秒もしないうちに、係員の方(60代後半ぐらいの男性)が寄ってきて「よかったら説明聞いてく?時間ある?」と私に聞いてきました。

不意打ちを食らい、よく状況が分からないまま「あ、時間あります」と答えると。

英語のパンフレットを私の横に立っていた彼に渡すと同時に、英語で説明し始めるではありませんか!

 

日本人特有の英語のアクセントはあるものの、とても流暢に話されていた係員さん。

工作船にあったトイレは海へと続くぼっとん便所だったという説明の最中、「この事件の後、私は魚を食べれなくなっちゃった!」などという冗談などで私たちを笑わせてくれたり。

工作船は日本の漁船に似せたものだったことや、威嚇射撃や船体への射撃に至るまでの経緯など展示物にそって、一つ一つ丁寧に説明してくださりました。

 

写真OKとのことだったので、バンバン撮ってきました。

 

予想以上に大きくてびっくり。

 

工作船の中。

 

工作船から回収された武器。

 

工作船に載せられていたゴムボート。

 

同じく工作船に格納されていた小型船。

 

小型船に搭載されていた水中スクーター。

 

工作船に装備されていた対空機関銃。

 

下からだけではなく、工作船の上部も見れます。

これは第1機関室。

 

こちらは第2機関室。

 

被弾を受けた巡視船の模型。

 

係員の方にお礼を言い、資料館を出て少し歩くと、海上保安庁の船を発見。

ガイドの終盤で、海上保安庁の船についても説明していただいたので、実物を見ることができて彼も私も大喜び(単純)。

 

 

 

上の写真でも分かるように、海上保安庁の船には必ず『S』のマークがついています。

資料館で係員の方が説明してくださったのですが、この『S』には、

  • Safety(安全)
  • Search and Rescue(捜索救助)
  • Survey(調査)
  • Speed(スピード)
  • Smart(賢い)
  • Service(サービス・奉仕)
  • Smile(笑顔)

という7つの意味が込められているそうです。

『Smile!』と言った時の係員のおじさまの顔には、それこそニッコリ笑顔がおねがい

(マスク越しでも伝わりました!)


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オーストラリアのお隣さんではありますが、他の国とはかなり離れているニュージーランド。

他国と物理的に距離があると、世界中で起きていることはニュースなどで耳に入るものの、詳しい内容までは積極的に取り入れなければあまり入ってこないこともあります。

また、危機感や現実味など、感じ方は微妙に違ってくるような気もします(あくまで私の見解です)。

そういうこともあってか、私にとっては目から鱗が落ちるのに近い経験となりました。

 

ニュージーランド人である彼にとっても非常に興味深い内容のようでした。

日本周辺の海の現状を多くの国民に理解してもらいたいという理由で、調査後に廃棄される予定だった工作船を展示することになった点が印象に残ったそうです。

展示物の量は適度で、展示の仕方や内容も素晴らしいと絶賛していました。

 

これだけ楽しめたのも、すべて係員の方のおかげ。

1時間弱資料館にいましたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
入館料が無料なのも嬉しいですね。

ガイドなしでも展示品自体が興味深いので、皆さんも横浜にいらした際には是非。

 

長くなるので3日目の続きは次の記事で。