アスバラガスの収穫開始 | 農業機械のブログ

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今年のアスパラ収穫は、5月16日から開始。それ以前にJAに栽培履歴を提出、その際、集荷の開始日が14日からだと聞いた。

 

自分のところのアスパラだが、今年、積雪ゼロデイが遅かったので現在、20日のアスパラたちは、古い株の方が7割強の萌芽態勢で収穫はもう少し先、その前に萌芽していた10パーセント程度のアスパラ収穫となっている。

 

今までアスパラを見てきた感じは、いつもながらアスパラという植物は、気の早い奴がいて一番先に出るやつがいる。

 

「他の奴に合わせて出ろよ」

 

文句を言いたいところがあるが、収獲しているのは全体の10パーセントあるかな?

 

今日からようやく7割くらいのアスパラが頭を出している。なんか遅い。

 

収穫作業前ぎりぎりという感じで今年初めての5.5㎝ポット(寄せ植え用、長さが10センチくらいある)の苗づくり。

 

その前に購入済みのアスパラ種子(タキイのシャワー)を種子選別(小さいものや悪そうなものを除く作業)していた。

 

5センチポットの受け皿(一応トレイと呼んでいる)だが、でき悪そう。

 

底面が・・・真っ平らじゃない。

 

右側のT-5型。車庫の天井付近に上げておいたために熱で底面が曲がった?暑くなると言っても50度が上限だろう。造りが悪いかもしれない。メーカー名は忘れた。

5センチポットを入れて段重ねがやりやすい。

 

難点・・・ポットを底面に固定しないと(接着とか)運ぶ際にポットが倒伏する。やろうと考えたが、やらなかった。

 

ポットは61個入る。「フニャチン」ポットのダメなところは、すぐに倒伏する点。

一輪車で運んだ際に倒伏して数枚のポットをダメにした。

 

培土を詰めるのも何か必要な感じ。一つ一つだと時間がかかりすぎるし、ハンドスコップで均すようにやっても培土が不均一。

仕方なく、トレイごと1枚ずつ、手で運ぶことにした。結構重い。

 

重くて体にトレイを付けて運んだら揺れて倒伏しやすい。

 

4枚くらい直した。

 

トレイを置く場所は、中耕ローターで何度か走って溝状にした。

 

溝の法面には、6インチサニーホースを半分にしたものを敷いた。写真ではサニーホースを設置していない、トレイを置き終わってから。

 

ちなみにサニーホース、100メートル物しかないそうで、重すぎ。寝かせたものを何とか立てることはできるが、それも十分注意が必要。(台を作るなら頑丈にしないとだろだろうな。)

 

毎度、法面の草に鬱陶しさを思っていたが、これで草はもう生えない。

 

トレイごと溝に入れて地面よりも苗を下げた。

畑が平ならいいが、平らじゃないから底面給水がやりにくい、工夫する必要がある。

 

パオパオ180センチ幅をかぶせて、給水しておいた。

 

5.5㎝ポットは、長さ10センチくらいある。

 

128穴セルトレイとか72穴よりも培土が多いし、長さもあるから定植までの長期種苗が可能ーーー128穴だと45日種苗期間だが、それ、はっきり言ってアスパラには適さない。

 

アスパラの根っこは、他とは異なり貧弱で鉢体の保持に役立つ根っこがない。

 

アスパラの貯蔵根というのは、根という漢字が付いていても根じゃない。イモと同じ。イモと同じようにイモから出ている根が本来の根っこで鉢体を保持するほどの物じゃない。

 

つまり、苗の取り出しの際には、他のポットと同じようにライムギでもまいて鉢体を強固にする。その方法24㎝ポットでも実証済み。

 

今年定植予定。ホールディガー15センチ径で植穴を掘る。その点が面倒。